口臭

2014/11/11

歯周病が口臭の原因?普段のケアで対策を!

歯周病が口臭の原因?普段のケアで対策を!

毎日きちんと歯磨きしているのに口臭が気になるという人は少なくないようです。自分だけでなく、まわりにも不快な思いをさせてしまう口臭。その原因はいったい何なのでしょうか?口臭を改善する方法はないものでしょうか?

60代男性からの相談:「口臭の原因について」

以前から口臭が気になっています。歯磨きは1日4回しており、虫歯が痛むこともないのですが、歯茎の色が悪いようにも思います。原因は歯周病なのでしょうか。歯周病を治すと口臭もよくなるでしょうか?

口臭の原因はさまざま。ちょっとしたケアで改善することも。

口臭は歯周病が原因とは限らないようです。唾液の分泌量が減る状況では口臭が発生しやすいとの声があがりました。

口臭には大きく分けて5つの種類があるといわれます。 生理的口臭、 病的口臭のほかに、飲食物・嗜好品による口臭、ストレスによる口臭、心理的口臭があります。 ニンニク、ネギ、酒、タバコなど飲食物や嗜好品が原因の場合は一時的なものなので、摂取を控えることで改善できます。 また、ストレスによっても唾液の量が少なくなり、口臭になることがあります。そのほかに、自分自身で強い臭いがあると思い込む心理的なものもあります。(看護師)
起床直後(起床時口臭)、空腹時(飢餓口臭)、緊張時(緊張時口臭)などは、唾液の分泌量が減るため、細菌が増殖しやすくなります。その結果、口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物(VSC)がたくさん作られ、臭いが強くなりやすく、これを「生理的口臭」といいます。 もっとも歯みがきで細菌やVSCは減少しますし、食事をしたり水分を積極的に補給するなど生活習慣の改善でもよくなるので、治療の必要はありません。(看護師)

病的口臭の9割以上が口の中に原因あり。場合によっては歯科医に相談を。

病気が原因でも口臭は起きますが、その9割以上は口腔内に原因があるのだそうです。口の中が気になるようなら歯科医に相談しましょう。

口臭の原因は胃腸の弱り、ストレスや緊張による唾液の分泌低下、不規則な食生活、生活習慣などがあります。 また、鼻やのど、呼吸器系、消化器系の病気や、糖尿病、肝臓疾患など、病気が原因の口臭もありますが、病的口臭の90%以上は口の中に原因があるといわれます。 口腔内の環境に問題があると思われるなら、口腔ケアのために歯科を受診してみてください。(看護師)
口腔内でしたら、歯周病以外に歯石、歯の周りにつく細菌の固まりの歯垢(しこう)、歯肉炎、むし歯(う蝕)、舌の表面につく白い苔のような細菌の固まりの舌苔(ぜったい)、唾液の減少、義歯(入れ歯)の清掃不良などが考えられます。 歯茎の色が悪いといっても歯周病とは限りません。歯茎の血行障害のこともあります。歯磨きの際に指で歯茎をマッサージすると改善されると思います。(看護師)
自分はちゃんと歯磨きしたつもりでも歯垢の残りがあり、時間の経過で口臭が発生することもあります。 口腔内の疾患が気になるなら歯科を受診することをお勧めします。適切な歯磨き法も指導してくれると思いますし、口腔内の疾患を治すことで改善するかと思います。(看護師)

一口に口臭といってもさまざまな原因があるようです。しかし、やはり口臭の改善には口腔ケアは欠かせません。口腔ケアを心がけ、場合によっては歯科医に相談しましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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