健康

2016/10/26

牛乳を飲むと下痢になってしまうのは日本人の体質が原因だった?!

牛乳を飲むと下痢になってしまうのは日本人の体質が原因だった?!

牛乳が好きだという相談者さん。しかし、牛乳を飲むと下痢に見舞われるとのこと。このまま牛乳を飲み続けても体には問題がないのでしょうか?

50代男性からの相談:「すぐに下痢になってしまう牛乳…慣れるべきか避けるべきか。」

私は生来、腸の働きが弱く、よく便秘になったり下痢になったりします。牛乳が好きなのですが500mlも飲むとすぐに半日ぐらい下痢をしてしまいます。
一週間続けて飲みつづけていると、腸が牛乳に慣れるのか下痢は治まりますが、また数日間飲まないでおいて、いきなり牛乳を飲むと下痢をしてしまいます。
こういう場合、ずっと続けて飲み続け、腸を鍛えていけばいいのか、逆に飲まないで避け続けたほうがいいのか、どちらが身体にはいいのでしょうか。

乳糖不耐症の可能性あり

今回の相談者さんの場合は、下痢になってしまう原因はアレルギーではなく、乳糖不耐症という体質が原因になっていると考えられるようです。

牛乳が好きで、毎日飲むことは腸内環境を整えるためにも良いことです。ですが、相談者さんのようにお腹が弱く、下しやすい人もいると思います。(看護師)
牛乳を飲んでお腹が緩くなったり、ゴロゴロするのは乳糖不耐症といいます。腸に乳糖を分解する酵素が少ないのが原因と言われています。(看護師)
「乳糖不耐症」といって腸に乳糖を分解する酵素が少ないということが考えられます。この場合には、無理して牛乳を飲まない方がいいです。(看護師)
アレルギーの場合は、皮膚や呼吸器にも症状が現れるので、そちらではないと思います。(看護師)

牛乳の飲み方を工夫しよう

乳糖不耐症の人でも飲み方を工夫することで、症状が出るのを抑えることができるといいます。

牛乳に親しんで育っている欧米人は症例が少なく、日本人も給食で牛乳がでるようになってからは、減ってきたようです。(看護師)
乳糖不耐症の人は、牛乳を無理に飲まないようにすると治ります。(看護師)
毎日飲んでいたのに牛乳を飲まないと飲みたいと思うこともあると思います。その時には、少しずつ飲むか温めてから飲むなど工夫をしましょう。(看護師)

牛乳選びから症状を改善しよう

飲んでいる牛乳の成分をしっかり確認することで、症状を抑えることもできるといいます。

ご質問の方のように、牛乳がどうしても飲みたいという方は、量を減らせば改善する場合が多いようです。また、市販の乳糖分解済み牛乳「お腹がゴロゴロしない牛乳」を飲むことをお勧めします。(看護師)
牛乳を買う時に「乳糖分解済み」と書かれているものを選ぶといいです。(看護師)

どうしても気になる場合は病院へ

紹介した対策を講じても症状が治まらない場合は、病院を受診するのもいいでしょう。乳糖不耐症以外の隠れた原因があるかもしれません。

下痢が慢性化した状態になると、腸の機能が低下して消化不良の原因になり、身体の不調を招く原因になります。(看護師)
牛乳を飲んだ後の症状が気になる場合には、牛乳を飲むのを止めて医療機関に相談しましょう。アレルギーの可能性もあります。(看護師)

相談者さんが悩まされている症状は、日本人の基本的な体質によるものだと考えられています。時代の変化とともに、体質は変わりつつあるといいますが、まだそのような症状に悩まされている方も多くいらっしゃいます。まずは、牛乳の選び方を変え、飲み方を工夫してみましょう。好きな飲み物を我慢するのは、ストレスのたまるもの。工夫を重ねて改善して行ければ、楽しい食習慣を続けることができるでしょう。

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