メタボリック

2014/11/11

コレステロールをさげる薬、副作用は大丈夫?

コレステロールをさげる薬、副作用は大丈夫?

年齢を重ねると気になってくるコレステロール。最近は効果が高い薬もあるといいますが、その分、身体への負担も気になるところです。薬の副作用にはどういったものがあるのでしょうか?

30代男性からの相談:「コレステロールの薬の身体への影響について」

コレステロールの値が高いと言われ、食事でのコントロールのほかに、コレステロールを下げる薬をもらいました。よく効くかわりに身体に与える影響も大きい、と以前インターネットで読んだことがあり、不安です。実際はどうなのでしょうか?

副作用はあるものの恐いのは飲まないリスク。不安があればなんでも相談を。

薬の副作用は確かにあるものの、薬を飲まないリスクの方が恐いようです。体調や飲み合わせにもよるとの声があがりました。

一般的にコレステロールを下げるための薬には、腹痛や発疹、倦怠感、場合によっては横紋筋融解症や肝機能障害、血小板減少といった副作用が見られます。ただ、コレステロールが高いままだと動脈硬化や心筋梗塞、狭心症、脳梗塞などのリスクが高まります。(看護師)
副作用の「横紋筋融解症」は筋肉痛に似た症状で、これが起きた時には服用を直ちに中止し、他の薬剤に変更することがあります。また、肝臓でコレステロールを破壊する作用があるため、長期の服用で肝臓の機能障害を起こすこともあります。ただ、だからといって恐い薬ではありません。コレステロール値が下がらずに脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病などを引き起こすほうが恐いです。(看護師)
コレステロールを下げる薬剤は数種類ありますので、医師と相談なさってください。腎臓の機能が悪かったり、ほかの薬との併用で起きる副作用もあります。おそらくドクターもその点を確認して薬を選んでいるでしょうし、薬とともに提供される薬の情報にも副作用について書いてあると思います。薬について不安がある場合は、遠慮せずに処方医やお薬をもらった薬局薬剤師に相談してください。(薬剤師)

薬だけでなく健康的な生活習慣を心がけて。主治医と二人三脚でベストを探そう。

コレステロールは生活習慣を見直すことでも下げることができます。主治医と相談しながら、自分に合った方法を見つけていきましょう。

定期的な採血など医師の診察をもとにマイルドな薬剤から服用し、食事・運動療法をするのも一つの方法です。以前勤めていたクリニックでは副作用を心配される患者様に1日おきの投与など症状をみながら治療を進めたこともあります。油は控えめにお野菜中心の食事をし、一駅歩くなどの運動をして、薬を飲まずにコレステロール値を下げるようにしてみてください。(看護師)
薬に頼らずコレステロールを下げる方法もあります。

1.有酸素運動(ジョギング、水泳、サイクリング)を毎日30分以上行う
2.肉は脂肪分の少ないものに、卵の黄身は避ける
3.塩分は控えめに
4.野菜、果物、魚類や海藻類を増やす
5.お酒は控えめに
6.禁煙(受動喫煙も避ける)
7.体重を標準体重に近づける

主治医と相談した上で上記の健康的な生活習慣を試せば、コレステロール値が下がり、体重も落ちるはずです。(看護師)

薬の副作用は気になるものの、薬を飲まなければ心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高まります。健康的な生活習慣を心がけ、主治医とよく相談して自分に合った薬を処方してもらうのがよさそうですね。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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