健康

2016/10/24

休肝日を設けずに酒を飲み続けるとどうなるか

休肝日を設けずに酒を飲み続けるとどうなるか

休肝日なくお酒を飲み続けている今回の相談者さんは、今の生活を続けることで身体に悪影響があるのか気になっているようです。そこで、専門家にどのようなリスクがあると考えられるのかを伺いました。

30代男性からの相談:「毎日お酒を飲む生活を続けると、健康に悪影響でしょうか?」

仕事は毎日朝の7時に家を出て夜の9時に帰宅してから、毎日ビールを500ml×2本、酎ハイを350ml飲んで寝ます。
ここ一年間ほど、休肝日はありません。飲み会の場も月に一度か二度はあり、この日は制限なく気が済むまで呑みます。
重度のアルコール依存ではないと思いますが、呑まないと1日が終わった気分になれずに、ついつい呑んでしまいます。
特にスポーツもしていません。この生活をこのまま続けると、体に悪影響がありますか?

今の生活を続ければいずれ影響が現われるかも

肝臓を休めることなくお酒を飲み続けることで、将来的に身体に不調が現われる可能性はあります。内臓への負担や病気に繋がる恐れがあるなど、気になる情報をご紹介します。

毎日お酒を飲むということですが、休肝日もなく飲み会の時には制限なく飲んでいるということなので今は健康に悪影響はなくても、徐々に身体に現れてくるかもしれません。(看護師)
アルコールの量も適量と言われる量よりも多く飲んでいるようです。肝臓、すい臓、消化器などに影響を及ぼします。肝機能の数値は正常なのでしょうか? 肝機能が悪くなると肝硬変、肝がんへと移行する確率は高くなります。(看護師)
膵炎やすい臓がんなども発症しやすくなります。(看護師)

アルコール中毒の心配も

内臓への負担や病気のリスクを高めるなど不安要素はありますが、お酒を飲み続けている現状はアルコール中毒の可能性もあります。

毎日お酒を飲んでも適量であれば問題はさほどありません。しかし、相談者さんはアルコールの依存を自覚されていますので、そちらが問題になると思います。(看護師)
アルコールの依存度が高くなるとお酒の量も増え、アルコール中毒にならないか心配です。依存度が高い人は入院生活などアルコールが飲めないことでイライラされることが多く、隠れてお酒を飲んでしまい悪化させたり、治療が進まない場合も多くみられます。(看護師)

身体が気になるなら、徐々に酒量を減らそう

相談者さんの場合、いきなりアルコールの量を制限するのではなく、徐々に量を減らしていくのが合っていると専門家は指摘します。次第に減らした量に身体が適応していけば、飲む量を減らすこともできるでしょう。

飲み会にも参加しているということで、付き合いなどもあるので制限出来ないということがあるかもしれませんが、毎日の量を減らしていくと自然に飲み会での量も減ると思います。(看護師)
少しずつアルコールへの依存度を少なくされるように休肝日を設けてみることをお勧めします。(看護師)
出来ることならば、毎日のお酒の量を減らしたり休肝日を設けた方がいいです。運動もしていないようなので、休肝日には運動をするなどしてお酒を忘れることをするといいです。(看護師)
毎日飲んでいたのならば、急には1日飲まないということは出来ないと思うので、いつもよりも量を減らしていき最終的には休肝日を作るという方法が相談者さんには合っているかもしれません。(看護師)

肝臓は沈黙の臓器といわれます。日々負担をかけ続けていても、目立った症状を見せることはありません。ある日、取り返しのつかない状況に陥ることも考えられるのです。人によっては、すぐにアルコールを絶つことは難しいかもしれませんが、長い目で酒量をコントロールすることも大切なことです。

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