メタボリック

2014/11/10

内臓脂肪レベルとは?多いと何か問題がありますか?

内臓脂肪レベルとは?多いと何か問題がありますか?

今回の相談者は体組成計で測定することができる内臓脂肪レベルについてです。内臓脂肪レベルが“やや過剰”だった相談者ですが、内臓脂肪レベルが多いとどのような問題があるのでしょうか?

40代男性からの相談:「内臓脂肪レベルが“やや過剰”です。どういう意味ですか」

内臓脂肪レベルを測定したのですが、数値が13でした。10-14がやや過剰で、15からは過剰だそうです。今は特に問題ないように思うのですが、この数値はどんな意味があるのでしょうか。高すぎると何かの病気を発症する可能性があるのでしょうか。

内臓脂肪レベルとは内臓脂肪の蓄積をレベル化したものです

内臓脂肪レベル10でおよそ内臓脂肪面積100cm2に相当するため、相談者の男性は内臓脂肪が多くついている状態であると言えます。

内臓脂肪レベルは、内臓脂肪の面積(断面積)の大小をレベル化したものです。腹囲(へそ周り)を測定して男性は85cm以上、女性は90cm以上ですと内臓脂肪の蓄積があります。病院では、腹部CT検査で内臓脂肪面積(断面積)が100cm²以上ある場合を“内臓脂肪型肥満”としています。(看護師)

健康に影響しやすい内臓脂肪。様々な生活習慣病の原因に

内臓脂肪の蓄積が様々な生活習慣病の原因になるとされています。メタボリックシンドロームとも関係があります。

脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪があり、健康に影響しやすいのが内臓脂肪です。この脂肪が多くなると肥満や糖尿病、血液中に余分な脂肪やコレステロールが入り高血圧や動脈硬化の原因になります。いわゆる生活習慣病です。(看護師)
内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖(空腹時血糖値110mg/dL以上)・高血圧(最高血圧130mmHg以上、最低血圧85mmHg以上のいずれかまたは両方)・脂質異常(中性脂肪150mg/dL以上、HDLコレステロール 40mg/dL未満のいずれかまたは両方)のうち2つ以上を合わせもった状態がメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)です。(看護師)

内臓脂肪レベルは標準に戻すことが望ましいです

食生活を見直して運動を取り入れましょう。

普段の食事で脂肪の摂り過ぎはありませんか。摂取カロリーと消費カロリーのバランスは保たれていますか。内臓脂肪は落としやすい脂肪ですので、食事の見直しや運動などできることから始めてみてください。(看護師)

今回は体組成計の内臓脂肪レベルについての相談でした。内臓脂肪の蓄積は生活習慣病の原因になります。食事の見直しと定期的な運動で内臓脂肪レベルを標準まで戻したいですね。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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