メンタル

2016/10/21

うつ病のチェック基準は「2週間」という期間がポイント

うつ病のチェック基準は「2週間」という期間がポイント

気分が落ち込んでしまう時、自分がうつ病なのではないかと感じてしまうことがあるかもしれません。うつ病と単なる気分の落ち込みの違いは何なのでしょうか? 専門家に聞きました。

20代男性からの相談:「うつ病の判断基準はなんでしょうか?」

私は最近気分が酷く落ち込む事がよくあり、うつ病ではないのかと思う事があります。
しかしいったいどのくらい気分が落ち込んでいれば、医者の方はうつ病だと言う判定をするんでしょうか。
気分の落ち方や頻度、期間など何を基準にしてうつ病になるのか、そのボーダーラインが自分にはわからないので教えて欲しいのです。
うつだと言われないにこした事はないのですが、反対にとっくにうつになっているのかも知れません。判断基準を教えて欲しいです。

うつ病の判断基準は持続性

うつ病であるかを判断するには、症状がどれほど長く続いているかを参考にします。うつ病でなくても、いずれうつ病に移行する恐れがある場合にも、同じように持続性が基準になっているようです。

うつ病かどうかの判断基準は、気持ちの落ち込みに関していえば、どれくらいの間、気分の落ち込みが続いているかで判断します。一般的には、2週間以上ほとんど毎日気分が落ち込んでいる場合は、うつ病と判断します。(医師)
ほとんど毎日ではないが、気分の落ち込みが時々起こり、それが2週間以上続いている場合は、うつ病の前段階で、将来的にうつ病に移行する可能性が高い状態と判断します。(医師)
気分の落ち込みの程度については、うつ病の重症度として判断し、たとえば気分の落ち込みが酷くて、仕事に行くことできないとか、人と会たくないなど、日常生活にどの程度支障が出ているかどうかで、軽いうつ病、重いうつ病といったうつ病の重症度を決定します。(医師)

きっかけがあって数日落ち込むのはうつ病ではない

うつ病とは心が深く沈んでしまった状態のことです。人の心は日々上下動しますが、うつ病ではずっと落ち込みが続くようなもの。中には心の受けた傷がきっかけでうつ病になってしまう場合もあるといいます。その場合の対処法についても効くことができました。

うつ病は、気持ちの落ち込みだけでなく、意欲や楽しみを感じる気持ちがなくなる、自分で何かを決めることや集中することができないといった精神症状と同時に、睡眠障害や食欲の低下、疲れやすいなどの身体症状も出現してきます。多くは、身体症状が先に出現するとされています。(看護師)
何かのきっかけ(仕事のトラブルや私生活の問題)があり、そのあと落ち込むけれど、数日で日常生活を送れるのであれば、うつ病とまではいかず、一時的な心の反応と考えられます。(看護師)
落ち込むようになった理由に、受けた心の傷が解消できていない場合もあります。落ち込んだ時、その気持ちを文章に書く、誰かに話を聞いてもらうことで見えてくる場合もあります。(看護師)

うつ病の判断基準は、気分の落ち込みが断続的に2週間続いていることです。一時的な気分の浮き沈みは誰にでも訪れます。しかし、いつまでも改善が見られない場合はうつ病の可能性があります。ですが、自分だけで判断するのではなく、しっかりと診断を受けることも大切です。

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