ED

2016/10/20

うつ病になることでEDになりやすくなるワケとは?

うつ病になることでEDになりやすくなるワケとは?

抗うつ剤を飲んで9年の相談者さんはEDで悩んでいます。AVを観ることで勃起はするようですが、実際の行為の時には全く勃起しなくなってしまったとのこと。抗うつ剤はEDの原因になっているのでしょうか?

30代男性からの相談:「抗うつ剤がEDの原因になるというのは本当なのでしょうか?」

抗うつ薬を飲んで9年が経つのですが、EDになってしまい、勃起することがなくなってしまいました。
アダルトビデオなどを見れば場合によっては興奮をして勃起をすることもあるのですが、実際の女性の目の前では勃起出来なくなりました。
インターネットで調べると抗うつ薬を飲んでいる男性の中にはEDになってしまい、勃起しなくなると書かれているサイトもありますが、先生はどのようにお考えですか?
また抗うつ薬を飲むのをやめたとしたらEDは治るでしょうか?

抗うつ剤、そして、うつ病自体がEDの原因になる

専門家によれば、EDを引き起こすのは抗うつ剤の可能性もあるものの、うつ病自体が要因になりうるといいます。また、その他にも、EDとなる原因は考えられるとのことです。

抗うつ剤とくにアナフラニール、トリプタノールなどの三環系抗うつ剤やパキシル、デプロメールなどのSSRIやトレドミン、サインバルタ等のSNRIを長期に服用していると、薬剤性EDが起こりやすいです。(医師)
うつ病そのものの症状としてもEDは起こってきます。(医師)
アダルトビデオを見ると、たまには勃起するということですね。だとしたら、抗うつ剤による影響だけではないとも考えられると思います。最近、忙しすぎたり、人間関係でのストレスを溜めていませんか?(看護師)

うつ病治療とED治療は並行することも

すでに述べているように、EDは抗うつ剤やうつ病自体が原因になりえます。となれば、うつ病治療が終わるか、うつ病治療と並行してED治療を行っていく必要があります。

相談者さんのEDが抗うつ薬を長期間服用したことによって起こった薬剤性のEDであるのか、うつ病の症状としてのEDかは、ご相談の内容から判断することはできませんが、いずれの場合であっても、うつ病が治り、抗うつ剤の服用をやめることが出れば、EDは治ります。(医師)
うつ病の治療がいつまで続くか分からないので、EDを何とか治したいというのでしたら、うつ病の治療と並行して、EDの治療を受けることもできます。(医師)

精神的な面も考慮に入れよう

心と体の関係性はとても繊細です。ストレスを抱え続けていることがEDを引き起こしていることもあります。無理をしていないか、改めて今の生活を振り返ってみるのもいいでしょう。

実際の女性との関わりは、それ以上に対人間と関わる楽しさと煩わしさの両方を兼ね備えている面があります。あなたの心に余裕がない場合には、相手の反応を確認しながらの関係が今はストレスと感じ、その結果としてEDの症状が現れている可能性もあります。(看護師)
まずは、おかかりになっている精神科の先生とEDの症状について相談するとともに、自分が今の生活で無理をしていないかを振り返ってみてはいかがでしょうか。(看護師)

EDであることで、男性は焦りを感じてしまいがちです。恥ずかしいという思いもあるかもしれませんが、しっかりと心のケアも行っていく必要があるでしょう。また、うつ病にかかることで、うつ病と抗うつ剤といったEDの要因を抱え込んでしまうことになります。EDについて悩んでいる場合には、うつ病治療と並行してEDの治療にもあたっていきましょう。

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