健康

2016/10/15

糖尿病の家系だからといって、予防は無駄じゃない!

糖尿病の家系だからといって、予防は無駄じゃない!

糖尿病は遺伝するといいますが、その場合予防する手立てはないのでしょうか? 今回の相談者さんは、糖尿病のお父様を持ち、食事制限の様子を見ては自分も糖尿病になってしまうのかと不安に感じています。

20代男性からの相談:「糖尿病が遺伝するなら、予防法はどうすればいいでしょうか?」

私の父は現在糖尿病になりそうならしく、糖分などを取り過ぎないように食事を制限しています。本人はその事でストレスを感じているらしく、いつもいやだなと食事のたびに言っています。
自分もああなってしまわないか心配です。
そこで糖尿病というものは、遺伝するものなのかどうか知りたいと思っています。もし遺伝する物ならば自分も糖尿になってしまう可能性があるので、今から予防をしたいと思い、そのことを聞きたいと思いました。

糖尿病は遺伝するが、必ずかかるワケではない

糖尿病は確かに遺伝します。しかし、遺伝するからと言って、必ず遺伝するというわけではありません。糖尿病リスクが初めから高いという認識が正しいと考えられます。

糖尿病は遺伝するというように聞いたことがあると思います。すると、家族の中に、糖尿病の人がいるといつかは自分もなるのだろうと思ってしまいます。確かに、糖尿病は遺伝することはあります。(看護師)
身近な人に糖尿の人がいるからと言って必ずしもなると言うわけではありません。ただ、なりやすい体質なので気をつけなくてはいけません。(看護師)
遺伝というと他に原因がなくても発症してしまう感じがしますが、糖尿病になり易い体質と考えていただく方が分かり易いと思います。偏食、不規則な生活、運動不足、年齢などの要素が重なると発症しやすくなります。(看護師)

糖尿病のタイプによって原因が異なる

糖尿病には2つのタイプがあります。そのうちの2型は、様々な要因によって発症すると考えられています。また、発症しやすくなり始める時期もあるとのことですので、予防したい場合は参考にしてください。

糖尿病には、1型と2型があります。
1型は膵臓から出るインスリンが全く分泌されないか、少ししか分泌されずに血糖の調節ができなくなっている状態です。ウィルスが原因と考えられています。
2型は食事などの生活習慣など複数の原因が重なって発症する物です。家族に糖尿病を持っている人は、その原因の一つに挙げられます。(看護師)
40代頃から発症する人が多いようです。今のうちから食事や運動する習慣を身に着けていると発症のリスクも少なくなります。(看護師)

生活習慣を見直すことで糖尿病を予防できる

糖尿病は遺伝だけが要因ではありません。日々の生活を見直すことで、糖尿病のリスクを軽減することもできるのです。

糖尿病は、遺伝だけではなく環境が関係してきます。肥満であったり、運動不足やストレスなどからも糖尿病になってしまう可能性があります。(看護師)
心配であれば毎日の生活習慣を規則正しくなるように見直しましょう。定期的に健康診断を受診することも早めに病気を発見して治すには必要なことです。(看護師)

病気の遺伝子があるということで、病気予防を諦めてしまってはいませんか? 特に糖尿病は遺伝のみが原因となっているわけではありません。生活習慣が要因となって発症することもあるため、たとえ糖尿病の家系だったとしても、予防のために日々の生活を見直すことは大切なことなのです。

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