健康

2016/10/14

耳掃除は頑張らなくていい?! その理由は?

耳掃除は頑張らなくていい?! その理由は?

耳掃除で見つかった血管のような謎の部分。相談者さんによれば、触れると激痛が走るものの、普段の生活には支障がないといいます。果たしてこの正体はなんなのでしょうか。また、正しい耳掃除についても聞くことができました。

30代男性からの相談:「耳の奥にあるものが気になってしまっています。」

右耳の耳掃除を妻にしてもらった時のことなのですが、耳の奥の方に血管のようなものが横断していました。
耳掻きで少し触れるだけで激痛が走ります。気がついて2年になりますが、先天性のものか後天性のものかもわかりません。
日常生活にはとくに支障がなく音が聞こえにくいということもありません。ですが指摘されてからというものとても気になっています。耳鼻科にはまだ受診していません。
支障がなければこのまま放っておいても大丈夫でしょうか?

鼓膜の可能性がある

相談者さんのお話から、その血管のようなものは鼓膜であると考えられるそうです。鼓膜は音を感じ取るための重要な部分ですので、できるだけ触らないのがいいでしょう。

相談者さんの場合、奥まで耳かきをし過ぎて皮膚を傷つけ血管に当たり、炎症を起こしているのかもしれません。気になるからといって自分では触らない方がいいです。今は問題ないということなので、様子をみてもいいと思います。(看護師)
耳の奥の血管のようなものは、鼓膜の可能性が高いです。鼓膜を触ると激痛がします。万が一でも破れてしまうと聴力の低下がおきると思われます。鼓膜が破れても手術や傷の程度では回復しますが、元の聴力まで改善するには難しいようです。(看護師)
万が一でも、これが疾患によるものであれば、腫大し耳の通り道を塞ぐか耳の内側の柔らかい所に進むため疼痛の出現、耳の裏側が膨れるなどの症状が現れても不思議ではありませんが、このような症状もなさそうであるので、鼓膜であるとの考えが妥当だと感じられました。(看護師)

耳掃除はほとんど行わなくていい

専門家によれば、耳掃除は奥までする必要がなく、頻度もそれほど多くする必要はないとのことです。まずは正しい耳掃除について知りましょう。

どのような耳かきをされているのかわかりませんが、耳の奥の方まで耳かきをしている人が多いかもしれません。(看護師)
正しい耳かき方法としては、耳の入り口から約1cmまでを掃除します。それより奥が気になる場合には、耳鼻科に行き、専門の医師に掃除してもらう方がいいです。(看護師)
耳は奥にあるもの外に出そうとして耳垢を動かします。時間はかかりますが自宅で行う場合は、耳の1~2cm程度の掃除がいいです。鼓膜を傷つけないためにも参考にしてください。(看護師)

耳の異常は専門医に

正しい耳掃除をしてもどうしてもよくならなかったり、違和感を覚えるようならば、しっかりと専門家の意見を聞くのがいいでしょう。

痛みが酷くなったなど、異常や違和感を感じた場合には、耳鼻科に受診し診てもらいましょう。(看護師)
これからは、正しい耳掃除をしましょう。耳の奥には、鼓膜など傷つけてはいけない器官があるので専門分野に任せましょう。(看護師)

耳の奥まで掃除してしまうという方や毎日耳掃除をするという方も少なくはないでしょう。ですが、その行為が耳にダメージを与えていることはあまり知られていないかもしれません。耳にはもともと汚れを外に出す機能がありますので、あまり強く頻繁に耳掃除をすることのないようにしましょう。

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