メンタル

2016/10/11

睡眠薬をすぐに出す医者は危険! 不眠治療は薬だけじゃない

睡眠薬をすぐに出す医者は危険! 不眠治療は薬だけじゃない

心の病気にかかると元には戻らない? 睡眠薬がなくても眠れるようになる? 心を病み、不眠症になってしまったという今回の相談者さん。専門家に疑問に答えていただきました。

30代男性からの相談:「睡眠薬の副作用が心配。薬がなくても眠れる方法はありますか?」

10年くらい前に精神的に参ってしまい、病院に行ったところ、自律神経失調症と診断されました。半年くらいかかりましたが、通院や投薬、休養などでなんとか以前のように日常生活を送れるようになりました。しかし、その時になってしまった不眠症がいまだに治りません。一度心が病んでしまうと、もう元には戻らないのでしょうか。毎日飲んでいる睡眠薬の副作用も心配です。薬がなくても自然に眠れる方法があれば、教えていただきたいです。

心の病気再発の危険性がある

心の病気は、その性質上、完全に治ることは稀です。一度心を病んでしまうと、ちょっとしたきっかけで再発してしまうこともあると専門家は言います。

日常生活を送れるようになってきた事は大きな進歩だと思います。また、新たな高みに登ろうとするポジプティブな考えは大切です。(看護師)
心の病気は、もともと持っておられる性格やストレスへの弱さなども影響して発病する病気です。一度かかると、たとえ症状が改善し良くなったとしても、何らかのきっかけで再び同じような状態になってしまったり、日常生活を送る上でストレスゼロはあり得ませんので、全ての症状がなくならず、一部症状が残ってしまったりします。(医師)

睡眠薬には依存性がある

睡眠薬は飲めば精神的に安心できることから、依然しやすくなっています。本来は、不眠治療のための睡眠薬は最終手段として使うべきとの指摘もありました。

睡眠薬はものによっては依存性があるため、積極的な使用はすべきではないと言われています。不眠症の最終手段が睡眠薬と言われています。日本の場合は、すぐに睡眠薬を出してしまう医者が多いですが…。(看護師)
不眠症の場合は薬を飲めば眠れるという精神的依存が起こりますので、薬から離れることが難しいです。ただ、全く無理かというと、そうではなく、徐々に薬から離れていくようにすることで、自然に眠れるようになっていきます。(医師)

不眠症改善は運動と眠る環境を整えることから始まる

薬を使わずに不眠症を改善させるには、普段通りの生活を続けていても変化をもたらすことは難しいでしょう。これまでの日々の生活に運動をプラスして、身体を眠りを必要とする状態に持っていくことが必要になってきます。また、リラックスして眠れるように環境を整えたり、睡眠を助けてくれるサプリメントもいいという情報を頂きました。

不眠症を治すためには、運動療法、認知療法、アロマ療法などが有名で実績があります。(看護師)
運動療法は、適度な運動をすることで身体が疲れ、神経を整える作用があり、夜間に睡眠が取りやすくなってくると思われます。(看護師)
これに合わせて、寝る時の環境も整えることが大切です。明かりは、ほとんどつけないようにします。好きな匂いなどでリラックスできる環境を整えられるようにすると改善が期待できます。(看護師)
メラトニンという睡眠を促すサプリメントを摂取したり、睡眠前に緊張をほぐす筋弛緩法などのリラックス法を取り入れたり、寝室の環境を真っ暗で眠るのではなく、月明かり程度の明るさにしたりするなど、睡眠を得るための環境作りも同時に行うのもいいでしょう。(医師)

満足に眠ることができないとストレスが蓄積してしまいます。不眠を治療する薬は依存性が高く、長い間常用するのはあまりお勧めできません。毎日の生活を見直し、自分に合った対処法を探していくのが大切です。

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