メンタル

2016/10/09

朝早くに目覚めてしまうタイプの睡眠不足はうつの可能性あり

朝早くに目覚めてしまうタイプの睡眠不足はうつの可能性あり

仕事に対するストレスが高じて睡眠不足になってしまうケースについて質問が寄せられています。ストレスによる睡眠不足はうつ病の始まりなのか、専門家の意見を伺いました。

30代男性からの相談:「仕事のストレスが原因で睡眠不足になるのはうつ病ですか?」

私は現在35歳で会社でもかなり重要な仕事を任されるようになって、毎日ストレスを感じながら生活をしています。夜に寝る時も任された仕事でミスをしてしまったらどうしようと色々と考え込んでしまって、なかなか寝付けないことが多いです。結果として睡眠不足になりがちで、もしかしたらこのままうつ病になってしまうのではないかと不安に思うこともあります。このような場合はちゃんと心療内科などで診てもらったほうがいいのでしょうか?

うつ病ではなく、不安障害による睡眠不足の可能性がある

専門家の見立てでは、相談者さんはうつ病ではないとのことです。現在は仕事に対する不安が強く、それが睡眠を阻害していると考えられるそうです。

うつ病ではありませんが、かなり仕事での負担が大きく不安も強いようですので、早めに心療内科を受診し、担当医師に相談されるのが良いと思います。(医師)
相談者さんの場合、仕事の事を考えて不安になり、なかなか寝付けず、結果として睡眠不足になってしまっているようで、不安をもとにした睡眠不足ですので、この場合はうつ病ではなく不安障害(神経症)による睡眠不足となると考えられます。(医師)

うつ病では朝早く目覚めてしまうケースが多い

睡眠不足には4つのタイプがあり、それに照らし合わせると相談者さんはうつ病の可能性は低いようです。また、不安を強く感じてしまう場合は、心療内科を受診することも推奨されています。

睡眠不足にも、なかなか寝付けないタイプ、途中で何度も目が覚めるタイプ、朝早く目が覚めるタイプ、睡眠時間は十分であるのに眠った気がしない睡眠が浅いタイプの大きく分けて4つのタイプがあり、うつ病では、朝早く目が覚めてしまうタイプの睡眠不足が多いです。(医師)
今回の相談者さんには、重要な仕事が任されてから考えこむようになっているとのことですので、大きな役割を与えられた時に大きなストレスがかかるのは自然の流れです。ここで、乗り越える人と潰れてしまう人には、このストレスを外に出すことができるかできないかによります。(看護師)
心療内科で診てもらうことには、マイナスはないでしょう。現代はストレス社会といわれており、ストレスがかからない生活はほとんどないでしょう。ストレスを感じているのであれば、ストレスを発散する事とストレスがかかるのを最小限にすることが大切になります。(看護師)

ストレス管理を行うことで改善が見込まれることも

ストレスによる睡眠障害は日々の生活に支障をきたしてしまうものです。現在受けているストレスをしっかりと見える形にすることで改善が期待できます。

ストレスによる睡眠不足は、全てうつ病ではありませんが、うつ病の初期症状として睡眠不足が起こりますし、うつ病の方の多くは睡眠不足を抱えておられるのも確かです。(医師)
周りの人に相談したり紙などに書き出したりする事は大きなストレスへの軽減が見込まれます。また、このような仕事の状況にも徐々に耐性がつきストレスに強くなることもあります。(看護師)

睡眠が不足することで日中の仕事が辛いものになってしまいます。その状態を続けていると、身体にも負担がかかり、別の不調が現われてしまうこともあるかもしれません。ストレスを抱え込んでしまうと、精神状態にも悪影響を及ぼしてしまうことが予想されますので、ストレスを発散していきましょう。何か特別なことをするのではなく、口に出したり紙に書き出すだけでも効果が期待できます。

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