メンタル

2016/10/04

ストレスからくる情緒不安定…2ヵ月という期間がカギを握る

ストレスからくる情緒不安定…2ヵ月という期間がカギを握る

情緒が不安定で心が辛いと感じている今回の相談者さん。ストレスによる一過性のものだと考えているようですが、ストレスがなくなれば辛い気持ちも消えるのでしょうか。専門家からは判断の基準を聞くことができました。

40代男性からの相談:「情緒が不安定ですが、これは一過性のものなのでしょうか?」

このところ情緒が不安定です。ある時には生きていることがとても幸せに感じ、自分ほど満たされた人間はいないように感じます。そして、やたらと用事を作っては忙しくして、暇な時間があるとイライラしたりすることもあります。またある時には生きていることに絶望を感じ、死にたいというより死ななければならないという気持ちを抑えられなくなります。このような症状はストレスが原因であることはわかりますが、症状は一過性のものでストレスがなくなれば消えるものなのでしょうか。

情緒不安定が2ヵ月以上続く場合は要注意

情緒不安定で辛い気持ちになってしまうのが、一過性のものであるとは一概には言えません。問題は、その症状がどれだけ持続しているかということになります。その基準は2ヵ月。この指標で現状を把握してみましょう。長く続いている場合は、自然に治まるのを待つのではなく、医療機関を受診されるのがいいでしょう。

躁うつ病のような症状であると思われますが、ストレスがかからなくなると確かに一過性に治まるものでもありますがその場合は症状は軽度であると考えられます。しかし、ストレスがかかると同じことを繰り返してしまいますので、注意が必要です。(看護師)
相談者様の情緒不安定状態が一過性のものかどうかをご相談内容から判断することはできませんが、一過性のものであれば、通常は2ヵ月程度で徐々に治まっていきます。(医師)
ですが、今の情緒不安定状態が2ヵ月以上続く場合は、心の病気になっている可能性が高く、この場合は、たとえストレスから解放されても、完全に症状が消える事は難しいですので、心療内科や精神科を受診され、相談されるのが良いかと思います。(医師)

情緒不安定の原因がストレスならば、今後に影響があるかもしれない

ストレスが原因で情緒が不安定になってしまう場合、のちに心の病気に繋がってしまう可能性も考えられると専門家は言います。

ストレスが原因で情緒不安定状態が起こる場合、一過性のものでストレスがなくなれば落ち着き、症状はなくなってしまうというものばかりでは必ずしもありません。(医師)
ストレスが長期間続いたことで、一過性の情緒不安定状態で終わらず、躁うつ病等の心の病気になってしまう場合もあります。(医師)

躁とうつの状態を繰り返すことで身体には大きな負担が

今回の相談者さんのケースでは情緒不安で身体に大きな負担がかかってしまっていることが考えられます。身体への負担が大きなストレスの原因となり、情緒不安定を増長させてしまうということも懸念されます。

躁の状態、いわゆるハイテンションの状態の場合は、身体に大きな負担がかかり体が壊れてしまうことがあるのでセーブする事も大切になります。(看護師)
また、うつの状態では仕事もできず何事にもやる気がなくなり、生きている意味がわからないといった事になってしまします。このような場合ですと、精神的なサポートが必要となってきます。(看護師)
1人でコントロールするには、大きなストレスになってしまいますので周りの協力が必要です。ゆとりある生活を行うことは心にゆとりが生まれますのでゆとりを大切にしてください。(看護師)

ストレスからくる情緒不安定は、一過性のものと考えがちです。しかし、その状態を放置しておくことでのちの人生に大きな影響を与えるような心の病気にかかるリスクも高まってしまうことがあります。心が辛いと感じるということは、あなたの心が助けを求めているということですから、その声にしっかりと耳を傾けましょう。あなたの心の声が一番聞こえるのはあなたなのです。

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