健康

2016/09/28

糖尿病は遺伝する! 子供を守るためにできることとは

糖尿病は遺伝する! 子供を守るためにできることとは

糖尿病が遺伝するのかと疑問に感じている今回の相談者さんは糖尿病の家系でご自身も対策を続けていると言います。糖尿病が遺伝性だとすれば、それを防ぐ手立てはあるのでしょうか。専門家に聞きました。

30代男性からの相談:「糖尿病は子供にも遺伝するのでしょうか?」

祖父も叔父も父も2型糖尿病で治療中、私も糖尿病の予備軍で肥満に気をつけるように健診で毎回言われています。この時点ですでに3世代糖尿病を患っているわけですが、糖尿病には遺伝性があるのでしょうか? それとも、遺伝性はないけれども、生活習慣や食の傾向が似るので発症しやすくなるだけでしょうか。子供がいるので、遺伝子のせいで発症は免れないのか、食生活を気をつければ発症を防げるのか知りたいです。

糖尿病には遺伝性がある

相談者さんがおっしゃる通り、糖尿病は家族間で遺伝するといわれています。糖尿病研究は現在も進められており、他にも様々な事実が明らかになっているようです。

糖尿病に遺伝は関与しています。健診で血液検査を行った時に数値が高かったので、糖尿病予備軍になっておられる診断をされたと思います。(医師)
糖尿病には家族性遺伝があると言われています。身体の中の糖の代謝能力は、それまでの生活習慣や環境、食生活の習慣が大きく影響していることが最近になって色々と分かってきたと言われています。(看護師)

糖尿病は遺伝だけでなく食習慣・生活習慣も原因になっている

本来、日本人の体質は糖尿病になりやすいものだそうです。そういった意味では、家族だけでなく日本人全体が遺伝的に糖尿病のリスクを抱えていると言えるでしょう。ですが、もちろん、毎日の食事や生活が糖尿病の引金となることもあるといいます。

最近は遺伝子以外にも食事や生活習慣の影響で糖尿病になる方もおられます。年齢にはあまり関係なく、小学校低学年から糖尿病になっておられる方もおられます。(医師)
糖尿病の糖の代謝には膵臓から分泌されるインスリンの働きが欠かせません。そのインスリンの分泌量が遺伝的に日本人は低い人が多いことから、糖尿病になりやすいとも言えます。ですが、遺伝的に糖尿病になりやすいからといって、必ずしも糖尿病になるとは限りません。(看護師)

糖尿病になりづらい体質づくりはできる

今回のケースでは糖尿病対策として食事療法が勧められています。まずは、栄養士の指示にしたがって対策を進めていきましょう。また、軽い運動も効果が期待されています。

糖尿病の予備軍でもこれからの食生活の改善で糖尿病になりづらい体質作りは十分可能です。まずは、普段の食事は和食中心にして、食生活を見直してみてはどうでしょうか。(看護師)
家族が糖尿病ですので、食事療法は行ったほうがいいでしょう。病院の医師に糖尿病の食事相談されて栄養士さんとお話しください。ご家族が病院で糖尿病治療中ですので、その事は言われておられると思います。(医師)
軽度の運動もして間食に気をつけてください。(医師)
お子さんはまだ育ち盛りで、成長を妨げるような食生活になるといけませんので、間食は果物や和菓子にしたり、ジュースは控えるなど、バランスの良い食事と親子で適度な運動に心がけてみてはいかがでしょうか。(看護師)

糖尿病予防の未来は明るい…かもしれない

糖尿病予防について耳寄りな情報が寄せられました。それは、遺伝子単位での予防策になると言います。

遺伝子を変えることは今の医療でもできませんが、今後、糖尿に属する遺伝子を取り除くことは研究が進められていく模様です。(医師)

家族が糖尿病にかかっており、自分や子供にまで影響があると聞くと不安が募ってしまうかもしれません。しかし、しっかりとした予防対策を行っていれば、自分の、そしてお子さんの未来も明るいものになっていくと思われます。和食を中心とした食、適度な運動を毎日続けていきましょう。

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