髭・体毛

2016/09/22

肌荒れしない髭の抜き方…髭を抜く前に温めて、抜いた後は冷やす

肌荒れしない髭の抜き方…髭を抜く前に温めて、抜いた後は冷やす

髭を抜くのはよくないといいますが、本当なのでしょうか。今回は50代の男性からの相談です。髭を抜いていたら、肌によくないからやめた方がよいと言われた男性ですが、肌のケアをすれば大丈夫なのではないかと悩んでいます。専門家からはどんなアドバイスが寄せられたでしょうか。

50代男性からの相談:「髭を抜くのと剃るのとではどちらがよいか」

鼻の下からもみあげ、あごの下まで、濃い部分と薄い部分が混ざった感じで髭が生えています。鼻の下とあごの濃い部分はT字髭剃りで剃っていますが、もみあげの下から頬にかけての薄い部分は時々抜いていますが、肌が荒れてきたので軟膏を塗っています。抜くと毛穴から雑菌が入り、肌によくないからやめた方がよい、と知人に言われたのですが、抜いた後にスキンケアすれば、抜き続けても大丈夫でしょうか。(50代・男性)

髭を抜くと毛穴から雑菌が。炎症を起こすことも

髭を抜くのがよくないといわれる理由は、毛穴から雑菌が入る可能性があるからです。場合によっては治療が必要になることもあります。

髭を抜くと肌が赤くなったりニキビができたり、毛穴から雑菌が入り、毛嚢炎などの原因になります。毛嚢炎は毛を抜いた箇所から雑菌が侵入し、炎症を起こし化膿することがあります。ニキビに似た見た目で、毛穴の周囲に赤みが出てきます。症状が軽い時は自然に治りますが、痛みや腫れがひどいと、抗生物質の内服や、軟膏の塗布などの治療が必要になり、ひどい時は切開して膿を出すこともあります。(看護師)
抜いた後のスキンケアは必要ですが、肌が荒れている時や、湿疹がある時の毛抜きは避けてください。頻回に毛抜きをすると、毛が途中で切れ、毛穴に詰まって埋没毛となり、雑菌や汚れがたまって毛嚢炎を起こしたり毛穴が開いた状態になるため、感染を起こしやすくなります。(医師)

抜くなら毛穴を開かせて。抜いたら冷やして炎症予防を

できれば剃った方がよいですが、抜くなら毛穴を開かせて、毛の流れに沿って抜きましょう。抜いた後は冷やして炎症を防ぎましょう。

髭を抜く時は、抜く前に温かいタオルで顔を温め、毛穴を開かせます。ピンセットで、毛の生えている向きに合わせ、ゆっくりと抜くようにしましょう。抜いたら、冷たい水や保冷剤などで皮膚を冷やし、炎症を防ぐようにします。その後、アルコール配合の鎮静作用のあるローションで保湿しましょう。髭を抜くと、肌のトラブルを起こしやすいですが、この方法で行なえば、多少のトラブルは防ぐことができます。(看護師)
できればシェーバーで剃った方がよいですが、毛抜きする場合は、事前に抜く部分を温めて、毛穴を広げてから抜きましょう。事前に手や毛抜きを洗って清潔な状態にし、毛の流れにそって抜き、抜いたら、冷たいタオルなどで毛穴を引き締め、クリームやローションで保湿します。埋没毛があっても無理に抜かず、そのまま生えてくるのを待ってください。(医師)

髭は抜くより、剃った方がよいようですね。抜くと毛穴から雑菌が入り、炎症を起こすことがあります。どうしても抜きたい時は、正しい抜き方で行ない、肌トラブルを軽減しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加