健康

2016/09/12

血液検査の項目が異常でも必ずしも不安に思う必要はない?!

血液検査の項目が異常でも必ずしも不安に思う必要はない?!

血液検査の結果を見て、異常値の項目があると気になってしまうものです。肝機能や血中脂質の数値が高い相談者さんですが、医師からは心配いらないと言われたようです。本当に心配ないのでしょうか。

30代男性からの相談:「血液検査で思ったよりも数値が悪かったので悩んでいます」

私は病気が気になるので、よく病院で血液検査を受けますが、正常数値を超えている項目が複数ある事実に不安を感じています。医者はそこまで心配しなくてもよいと言いますが、私は正直不安で、特に肝機能の数値が高いのがすごく気になっています。これ以外に血中脂質の数値も少し高いのが気になっています。これらは本当にそこまで気にしなくてもよいのでしょうか。(30代・男性)

異常値=重大な病気とは限らない

血液検査の結果は、採血条件で値が変化したり一時的な変動があったりする場合もあり、あくまでも診断材料の一つにすぎません。多少の異常値が出ても、すぐに重大な病気を心配する必要はないようです。

血液検査では、検査項目によっては採血条件により値が左右するものがあります。例えば、前日の食事内容・検査方法・検査機関の計測方式、採血後の血液の取り扱い方法などにより、検査値に多少の違いが生じてきます。そのため、医師は検査値を盲信しません。(看護師)
検査結果はあくまでも診断材料のひとつであり、検査結果の特定の値を取り上げて判断することはありません。医師は、これまでの経過や現在の状態(問診や視診、聴診など)、自覚症状などを総合して判断し、現在の異常値でも問題がないことを経験上わかっているので、肝機能や血中脂質の異常値については触れなかったと考えられます。(看護師)
血液検査の具体的な項目と数値を見ない限り判断はできませんが、正常値を少し逸脱しているからといって、すぐに重大な病気であると心配する必要はないでしょう。肝機能を表す検査数値は様々です。例えば検査値のうち、γ-GDPはアルコール摂取に反応しますので、飲酒習慣のある方は高くなりますし、肥満の場合でも高くなります。脂肪の数値も、食事習慣や運動習慣により一時的に高く出ることがあります。(看護師)

生活改善しながらの定期的なフォローが必要

心配しすぎる必要はないものの、生活習慣を見直すとともに、定期的に検査を受けて経過を見守る必要はあるようです。気になるようならセカンドオピニオンも検討できるでしょう。

正常範囲を超えていた項目に関しては、早めに食生活や生活習慣を見直し、改善していくよう心がけましょう。(看護師)
担当医がすぐには心配ないとのことですので、すぐにどうということではないでしょうが、今後も定期的に検査を受け、数値をフォローする必要はあるでしょう。医師によって、基準値をどこへ設定するか、どの程度から注意が必要かなど、見解が異なりますので、気になるようでしたらセカンドオピニオンとして別の病院で検査・診察を受けてみるのもよいでしょう。(看護師)

血液検査の数値は、採血条件などに左右されることもあり、あくまでも診断材料のひとつです。正常値を少し外れていても、すぐに病気を心配する必要はありません。とはいえ、生活改善しながら定期的に検査を受け、数値の経過をフォローする必要はあるでしょう。

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