健康

2016/09/04

血液検査するたびに貧血と判定される…基準値に戻すには?

血液検査するたびに貧血と判定される…基準値に戻すには?

血液検査でいつも貧血を指摘されるものの、かかりつけ医からは治療するほどでもないといわれてしまう男性から相談が寄せられました。良くも悪くもならないこの状況を打開し、数値を正常に戻すにはどうすればよいでしょうか。

50代男性からの相談:「健康診断ではいつも血液検査で引っかかります」

血液検査でいつも貧血と判定されます。白血球や赤血球の値が基準値よりも低い状態です。献血に行っても献血させてもらえない値です。掛かりつけのお医者さんに再検査をしてもらっていますが、基準値からは若干低いものの何か特別の治療まではする必要がない、とりあえず様子を見ましょうとなっています。様子は見ているのですが、毎年同じような状態で、悪くなっている感じではありません。普通の状態(基準値に収まる状態)になるには、どうすればよいのでしょうか。サプリの摂取等必要であれば教えてください。(50代・男性)

鉄欠乏性貧血なら食事の見直しで改善を

貧血にもいろいろな種類があり、中には隠れた病気のサインであるものもあります。最も一般的である鉄欠乏性貧血であれば、食事の見直しから始めましょう。

貧血には心配のない貧血と、病気が原因で起こる貧血があります。男性の場合、胃がんや胃・十二指腸潰瘍、大腸ポリープ、大腸がんなどの病気で、体内で出血が起こっている場合、貧血になることがあります。貧血が酷くなるような時は消化器系の病気を疑い検査するようにして下さい。(看護師)
貧血には、鉄欠乏性貧血・再生不良性貧血・溶血性貧血・悪性貧血・二次性貧血があります。一般的によくみられるのが鉄欠乏性貧血で、治療の必要がないのでしたら、食事の見直しを行いましょう。無理なダイエットや偏食、インスタント食品は避けて、できるだけ規則的な3食でバランスのとれた食事を摂るようにしてください。(医師)

食べるべきもの、避けるべきもの

鉄分や、鉄分の吸収を助けるビタミンCが多く含まれる食品を積極的に摂り、吸収を妨げるタンニンが含まれるものに注意しましょう。サプリを利用する場合は、使用中の薬との衝突がないことを確認してください。

鉄分を含む、マグロやカツオ、レバーやほうれん草、小松菜などに加え、大豆製品や卵、乳製品など良質のタンパク質も摂りましょう。鉄分はビタミンCと摂ると吸収が良くなるので、焼き魚にレモンをかけたり、パセリを添えたり、食後に果物を摂るなどしてください。コーヒーや緑茶、紅茶に含まれるタンニンは鉄分の吸収を妨げるので、食直前・食事中・食直後に飲むのは控えてください。(医師)
サプリメントは病院で鉄剤を処方してもらうことも可能ですが、市販の物を購入することもできます。併用薬がある場合は医師や薬剤師に相談して服用するようにして下さい。(看護師)

貧血にもさまざまな種類があり、種類によっては隠れた病気のサインである場合もあるため、まず原因を知るよう努めましょう。最も一般的な鉄欠乏性貧血である場合は、鉄分やビタミンCを多く含む食品を積極的に摂り、タンニンを含むものは摂取のタイミングに注意します。サプリを利用する場合は、併用薬との問題がないことを医師や薬剤師に確認してからにしましょう。

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