健康

2016/09/03

掻きむしってできた背中の黒ずみは市販薬で治せるの?

掻きむしってできた背中の黒ずみは市販薬で治せるの?

冬場の悩みのひとつに、乾燥による肌のかゆみがあります。背中のかゆみと、かいた跡が黒ずんでしまったことに悩む男性からの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

40代男性からの相談:「冬になると背中がかゆく、かいた跡が黒ずみになってしまいました」

冬によく背中が痒くなって、そのたびに孫の手などで強く掻いていました。乾燥による痒みと思い気にせずにいましたが、暖かくなっても一向に痒みが消えません。背中を見てみると強く掻きむしっていた場所が黒ずんでいたので、その後はなるべく掻くのを我慢していたら、少し黒ずみが薄くなってきたような気がします。まだ痒みが続くので病院に行く前に市販薬を試したいのですが、どのような成分が入った薬を選べばいいでしょうか。(40代・男性)

冬になると乾燥して背中以外にも痒くなったりするんですよね。相談者さんは孫の手で掻きむしってしまって黒ずみができてしまったようですが、お風呂場で背中をゴシゴシ洗う人も黒ずみができて悩んでいるなんて話もよく耳にします。仕事もあるので病院にはあまり頼らずお家で治すことができるのが理想ですが、効果的なお薬はあるのでしょうか。専門分野の方に聞いてみましょう。

保湿と新陳代謝の促進を

かゆみを抑えるためには保湿を、黒ずみを薄くするためには新陳代謝を高めるといいようです。自宅でできるケアについてアドバイスがありました。

元々のかゆみの原因は、乾燥だったのでしょう。背中が黒ずんでしまったのは、頻繁に孫の手などの強い刺激で皮膚を刺激し続けたために、メラニン色素が多くなったことが原因だろうと考えられます。もし現状、かゆいだけで湿疹などがなければ、ヒアルロン酸などが入った添加物不使用の保湿剤をお勧めします。保湿することで古い角質が落としやすくなり、新陳代謝も促進されて黒ずみも落ち着くと考えます。(看護師)
おそらく乾燥に伴う痒みを掻いたことが刺激になって、色素沈着を起こしてしまった状態だと考えます。対処方法としては、冬場は特に乾燥が強く現れると考えますので、保湿を十分に行い、掻かないようにしましょう。現在は痒みはいくらか和らいでいるのかもしれませんが、加齢によって皮膚の水分量は減少するので保湿を心がけてください。(皮膚科看護師)
黒ずみの部分は、皮膚のターンオーバーが妨げられてしまった状態ですので、皮膚のターンオーバーを高めるためにも発酵食品を摂ったり、ビタミン類を摂取するように心がけてください。ここまでは心がけ次第でできることです。(皮膚科看護師)

自己判断で薬は使わないで

自己判断で薬を使うことはおすすめできないようです。その理由についても教えてくれました。

病院に行く前に市販薬を試したいとのことですが、原因がはっきりしないものに関して市販薬や過去にもらった軟膏などを使用することは、個人的にお勧めしません。余計に症状を悪化させる可能性があるためです。(看護師)
実際に肌の状態を拝見できるわけではないですし、ドラッグストアなどの数ある商品から適した商品名を挙げて紹介することができないので、皮膚科を受診されるのが最も効果的でしょう。一朝一夕で改善するものもあれば、数カ月要すケースもあります。適していても効果が感じられなくて、他の商品に変えても金銭的負担も大きくなると考えます。病院の場合は3割負担ですし、医師が処方したものであれば安心も得られるでしょう。(皮膚科看護師)

肌を保湿することにより、かゆみを抑えられ、新陳代謝も高まるので黒ずみを薄くするにも効果的なようです。新陳代謝を高める食事も心がけるといいでしょう。薬は自己判断で使用せず、医師への相談を検討した方がいいようです。

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