健康

2016/08/30

尿酸値が高い…プリン体に効くというヨーグルトで治せる?

尿酸値が高い…プリン体に効くというヨーグルトで治せる?

最近はいろいろなものに効果があると言われている乳酸菌が流行ですが、今回はプリン体に効くヨーグルトについての相談です。数年来尿酸値高めの検査結果が出ているという男性、薬を飲まなくてもヨーグルトで治せるのでしょうか。

40代男性からの相談:「健康診断の血液検査で尿酸値が高いと言われました」

健康診断の血液検査で尿酸値が高いと言われました。ここ数年、尿酸値が7.0前後で、酒量を減らして2、3週間後に再検査すると7.0以下にさがっていたので、問題ないとのことだったのですが、一番最近の検査では9.0で要再検査でした。諸事情でまだ再検査は受けていないのですが、知り合いの話では薬を飲まなくてはいけないと言われました。ネットで調べてみると、尿酸を抑える薬はずっと飲み続けなくてはいけないと書いてありました。ずっと飲み続けるのは抵抗があるのですが、最近テレビのCMで見たプリン体に効くというヨーグルトは効果があるのでしょうか。(40代・男性)

プリン体の多い食品とアルコールに注意

尿酸値を下げるには、プリン体を多く含む食品とアルコールを控え、ストレスや運動習慣にも気を配る必要があります。

尿酸は普段は一定の濃度が保たれていますが、食生活やストレス、加齢などで代謝異常が起こると上手く排出されず、体内(特に関節内)に蓄積され、痛風の症状である関節痛が現れます。(医師)
尿酸値を下げるためには、プリン体を含むものを多く摂らないこと、ストレスをためないこと、激しい運動は控えることです。尿酸の排泄を促す海藻類・大豆製品・キノコ類・イモ類・緑黄色野菜や果物など、バランスの摂れた食事で、少し汗をかくくらいの運動を心がけてください。(医師)
プリン体を多く含む食品の摂取を避けたり、アルコールもできれば減らすように心がけて下さい。野菜類はプリン体が少ないですが、鶏や牛・豚レバーや白子・マイワシの干物・サンマの干物には、プリン体が多く含まれているので注意してください。(看護師)

ヨーグルトは多角的な取り組みの一環として取り入れて

ヨーグルトだけに頼って治せると考えるのは現実的ではないようです。上述の食事や運動を含む多角的な取り組みの一環としてヨーグルトも取り入れるのがよいでしょう。

最近はヨーグルトに含まれる乳酸菌で体質改善を試みる方も多くいますが、効果には個人差があります。どれがよいというのはありませんし、本当に効果があるのかはやってみなければ分かりません。(医師)
プリン体に効くヨーグルトはアルカリ性に近くなるように働きかけますが、ヨーグルトのみで尿酸値が下がるわけではありません。補助食品として役立てるようにしましょう。尿酸値を抑える為には薬だけに頼らず、食事や運動など合わせて行うことが大切です。尿酸値が下がっても薬を内服しなければいけませんが、体質を改善することで薬を一生飲み続けなくてもよくなることはあります。(看護師)

尿酸値を下げるには、プリン体を多く含む食品やアルコールを控えて適度な運動をし、ストレスをためないようにすることが大切です。こうした多角的な取り組みの一環としてヨーグルトも取り入れるのは良いことですが、ヨーグルトだけで尿酸値が下がるわけではありません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加