献血したらどれくらい休養が必要?仕事に支障は?

  • 作成日:2016.08.25
  • 更新日:2016.09.05
健康

献血すると血が新しくなると聞いたので献血したいと思っているものの、仕事柄休んだり早退することができないため、献血後の体調を心配している男性からの相談です。そもそも献血すると本当に血が新しくなるのでしょうか?献血後具体的にはどれくらい休養が必要なのでしょうか。

20代男性からの相談:「血液の老化と献血をした際の休養期間について」

男性は女性に比べて血を新しく作りにくいので、定期的に献血をして血を新しくした方がよいと聞きました。実際に男性の血液は献血でもして血を出さないと、血は新しくならないのでしょうか。献血をした際ですが、次の日は普通に仕事に出られますか。献血をしたことがないので、どのくらい血を抜かれるか分かりません。献血後どのくらい休めばよいかも知りませんので、教えていただければと思います。(20代・男性)

献血をしなくても血液は自然に新しくなります

体内では常に、古い血球を破棄し新しい血球を作るプロセスが進行しています。献血などで血を抜いて、初めて血が新しくなるわけではありません。

人間の体内にある血液は常に循環しています。古くなった血球は脾臓で破壊されて、胆汁色素として腸に排出され、骨髄で新しい血球が作られています。また、腎臓では血液をろ過して不要なものを尿として排出しますから、古い血液は残りません。(医師)
献血などで血液の量が少し減ることで代謝が活性化することはありますが、献血をしなければ新しい血液が造られないわけではありません。赤血球の寿命は120日で、この周期で血液が壊れたり、造られています。(看護師)

200~400mlで10〜30分の休養が必要

献血する一般的な量は200~400mlですが、10〜30分の休養と水分補給で回復するようです。献血前の検査をパスした健康な人であれば、通常翌日仕事を休む必要はありません。

一般的に献血の量は200mlですが、成人で体重が50kg以上の方には400mlの献血をお願いしていますし、希望されれば必要な成分だけの成分献血ができます。採血時間は15~20分くらいで、採血した後は必ずしばらく(個人差がありますが、10~30分くらい)休んでから帰っていただきます。健康な方であれば、献血による影響はなく、次の日に会社を休む必要はありません。(医師)
献血をする時には、事前に体重や血圧、貧血がないか検査してから行います。検査の値が基準値でなければ献血できません。(医師)
献血後は水分を摂取することにより、血液の循環量が3時間〜4時間程度で回復します。献血後は個人にもよりますが全血で200ml〜400ml献血した場合、10分程度は休養が必要でしょう。(看護師)

献血するしないにかかわらず、血液は常に新しくなっています。成人の一般的な献血量である200~400mlを献血した後は、10〜30分程度の休養が必要ですが、健康な人であれば翌日仕事を休む必要はないようです。

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