健康

2016/08/20

親のB型肝炎やC型肝炎は将来できる子どもに影響がある?

親のB型肝炎やC型肝炎は将来できる子どもに影響がある?

自分がB型、妻になる人がC型肝炎を持っている場合、将来生まれてくる子どもに肝炎が遺伝するのではないかと心配している相談者。これらの肝炎は遺伝する可能性があるのでしょうか。また、遺伝を防ぐ方法はあるのでしょうか。

40代男性からの相談:「B型肝炎の遺伝を防ぐことはできますか」

私は45歳の男です。3年前に心筋梗塞を患い入院した時に、自分がB型肝炎に感染していることを知りました。検査の結果、幼少期に感染したようです。その後訴訟をしましたので、私に関してはウイルスが暴れだしても金銭的には心配がありません。しかし今後、私に子どもができた場合は心配です。私の彼女はC型肝炎を持っています。生まれてくる子どもにB型肝炎とC型肝炎は遺伝しますか。遺伝するのであれば、それを防ぐ方法はありますか。(40代・男性)

B型肝炎もC型肝炎も遺伝性の病気ではない

B型肝炎とC型肝炎は、血液を介して感染する病気であり、遺伝する病気ではないようです。

B型肝炎・C型肝炎ともに、ウイルスに汚染された血液が、他人の血液に入ったときのみに感染する、血液を介して感染する病気です。遺伝性の病気ではありません。C型肝炎を患っていても、母子感染の確率は非常に低く、普通に出産することができます。 万一、子供に感染していても、ウイルスは自然に排除される上、適切な治療を受けることができるので心配はありません。(看護師)
C型肝炎は遺伝性ではなく、感染者の血液や体液を通して感染します。ピアスの穴開け、刺青、性行為などで傷口に感染者の血液や体液が触れた場合に感染のリスクが高まり、輸血や血液製剤で感染した例もあります。母親がC型肝炎でも、母子感染する可能性は極めて低く、赤ちゃんに感染したとしても、半数が自然にウイルス排除され、適切な治療を受ければ心配ないでしょう。(医師)

日常生活の中で血液の接触に十分な注意を

これらの肝炎は遺伝はしないですが、日常生活の中で血液に接触する機会があれば、それが感染の機会となり得ます。口移しで食べさせることはさけ、肝炎ウイルス保持者が少しでも出血した場合は、処理に十分な注意を払ってください。

B型・C型肝炎ともに、通常の日常生活では感染しませんが、乳幼児に食べ物を口移しすることはやめ、鼻血や傷など血液が付着する可能性のあるものは自分自身で処理し、他人が触れないようにすることが大切です。(看護師)

B型C型肝炎ともに、遺伝性の病気ではありません。しかし日常生活の中で血液の接触が起こらないよう、十分な注意が必要です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加