健康

2016/08/14

視覚に明らかな異常を感じる。どんな病気?

視覚に明らかな異常を感じる。どんな病気?

目の老化は40代から徐々に始まります。中には視覚異常と言って物がはっきり見えなくなる(かすんだり暗く見えたりする)という症状を経験する方もおられます。視覚異常が現れる目の病気について専門家にお聞きしました。

40代の男性からの相談:「視覚異常。フィルターを通して物を見ている感覚がする。何かの病気?」

視覚異常を感じています。白い壁や空などを見た時に、黒い煙のようなものが描かれているフィルターを1枚通して見ているような状態になります。普段の生活ではあまり気にならないのですが、無地の薄い色が大部分を占める空間を眺めた時に特に顕著に感じられます。幻覚などではないと思います。今後、目が見えなくなってしまうこともあるのでしょうか?また、病名などがありましたら教えて下さい。(40代・男性)

黒い煙が見えるのは、飛蚊症の可能性が大!

飛蚊症は、目の奥に原因となる変化が起きているので、視覚に影響を与えます。
多くの場合、急いで治療をする必要はないようですが・・・。

視界に虫や煙、濁りのようなものが見える症状として、「飛蚊症(ひぶんしょう)」が挙げられます。これは、目の中の硝子体というゼリー状の部分が、加齢や目の炎症、紫外線などの刺激などにより網膜から剥がれたり、しわができることで視界に虫や煙のような像として現れるものです。多くの場合は心配はいらず、加齢に伴う生理現象であるとされています。(看護師)
質問内容から飛蚊症と呼ばれるものかと思います。年齢も40代ですから、年齢による生理的な飛蚊症が起こり得ます。急激に視力低下や見える範囲に影響を生じていないようなので、緊急性はないように思います。(看護師)

他の病気が隠れていたり、緑内障の可能性も!レーザー治療が可能

飛蚊症かどうかの確証、またほかの病気の可能性を排除するためにも、一度受診して検査を受けるようお勧めします。飛蚊症はレーザー治療をすれば、症状を解消することができます。

飛蚊症は、網膜剥離や硝子体出血などの重大な目の病気の症状である場合もあります。また「緑内障」の場合にも、画面に雲がかったように見えることがあります。緑内障は、目の中を循環している房水という液体のバランスが崩れ、眼圧が上がることで神経を圧迫し、視野や視力に影響がでる病気です。他の重大な病気である可能性もありますので、一度眼科を受診し、専門医の診察を受けるようにしましょう。(看護師)
他の病気が原因で起こる二次性の飛蚊症かどうか、眼科を受診して診察を受けられてはいかがでしょうか。目は日常生活にとても影響の大きい器官です。異常があるかないかは、受診されるのが安心を得るためにも良いでしょう。飛蚊症はレーザー治療で解消することができます。費用としては両目の場合は15万円程度かかるそうです。見え方にもよりますが、受診して生理的なものであれば治療しないという選択肢もありだと思います。(看護師)

目の前に実際に無いものが見えたり、今までと見え方が変わってしまうととても不安になりますね。飛蚊症は人によって症状が異なりますし、他の病気との関連の可能性もあります。早めに眼科を受診して、診断をお受けください。

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