健康

2016/08/10

自力での視力回復は可能?ホントのところを知りたい!

自力での視力回復は可能?ホントのところを知りたい!

視力回復の民間療法の中には疑わしいものもあります。しかし、民間療法で実際に効果があった人の体験談は、全く根拠がないのでしょうか。専門家に意見をうかがってみました。

30代の男性からの相談:「自力で視力を回復することは、医学的に見てホントに不可能なの?」

視力を回復することは不可能という情報を、テレビやネットでよく目にします。医師の意見をネットで見ると、やはりそういったことは一時的な効果だけで、視力を完全に回復することは不可能という意見がほとんどです。しかし私自身、ブルーベリー&マッサージ&目が疲れないようにするなどの方法で視力が回復しました。これは自力で回復出来たということでしょうか?(30代・男性)

専門家の意見が分かれるのは、視力回復の程度に個人差があるから

専門家の中には、効果に個人差が大きい治療方法に関しては、エビデンス(医学的な信頼性)が低いとしてコメントを控える方もいます。視力回復の民間療法の効果に関しては、検証されていないものが多くあります。

最近では、視力回復トレーニングと称した内容のものを多く見かけます。視力の回復については、眼科医でも見解の差があり個人でも効果の差があります。そのため、一概に回復の可能性があると断言することは難しいでしょう。(看護師)
個人差によるところが大きいのではないかと思います。全く同じ条件下で、同様の効果が得られるのかを検証する必要があると思います。効果があるから売れているのでしょうし、誇大広告であれば既に世間に淘汰され、商品そのものが世間から消えていると思います。(看護師)

原因によって視力回復の可能性は異なる!目を酷使ぜず視力低下の予防を

視力回復の可能性はその原因によって大きく異なります。疲労が原因の場合と目そのものに異常がある場合では、根本的な考え方が違ってきます。視力低下の原因について、眼科で相談なさるといいかもしれません。

近視の場合、屈折性近視と軸性近視では回復の見込みに違いがあります。視力低下の原因によって、同じ方法を実施しても結果が異なります。例えば視力低下の原因が一時的な目の疲労による場合、目の疲労回復に効果のあるブルーベリーの摂取、目の休息をとるなどの方法で効果を感じます。一方、目の機能が視力低下の原因である場合には、眼科を受診し専門医の診察・指導のもと視力の回復の是非を判断する必要があるでしょう。(看護師)
ブルーベリーやマッサージなどは目の毛細血管の血流に影響したり、抗酸化物質を減少させるなど科学的には根拠はあると思います。目を酷使することは避け、長時間の液晶などの視聴は休憩をはさむとよいでしょう。(看護師)

効果に個人差があるものは医学的な根拠がまだないというだけで、実際の効果を全く否定しているわけではないようです。医療機関で視力低下の原因と回復方法について、相談なさるようお勧めします。

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