健康

2016/08/01

話題のブルーライトカットメガネ、本当に効果ある?

話題のブルーライトカットメガネ、本当に効果ある?

液晶から放出されるブルーライトをカットするメガネが今、話題になっています。今回は、実際にメガネを使ってみたという20代の男性からの相談です。使い始めは良いように思えたものの、かえって目が疲れるように感じたといいます。実際にどれほどの効果があるのでしょうか。専門家に聞いてみました。

20代男性からの相談:「話題のブルーライトカット用メガネの効果について」

仕事柄、暗い場所で液晶画面を長時間使用したり、明るい場所で細かい作業を行なうことがあり、目が疲れて頭痛になることが多いです。話題のブルーライトをカットするメガネを試しに購入してみましたが、薄いサングラスのようではじめは楽になったような気がしたものの、裸眼の時より視界が暗く、見にくいため使い続けるとよけいに疲れるような気がします。どの程度、効果があるのでしょうか。(20代・男性)

医師の間でも見解に相違あり。慣れるまで時間がかかることも

医師の間でも見解が分かれており、まだどちらとも断定できないようです。効果を実感している人でも、慣れるまでに数日から数週間かかるという意見もありました。

ブルーライトをカットするメガネの効果は人によって差があり、医師によっても見解に違いがあるので、効果の是非を断言できないのが現状です。専門医の中では、メガネを使うことだけで目の疲労を解消できるわけではなく、パソコンの画面を見ないで目を休める時間を作ることがより効果的であるという見解があります。(看護師)
眼鏡販売店では販売という立場からか、ブルーライトをカットするメガネに効果があるという見解を持っているところもあるようです。個人の意見では効果があったと評価している人も多いですが、メガネに慣れるまでに数日から数週間かかるという意見もあるようです。(看護師)
使い始めの頃は視界が暗く、色が着いて見えるため、反対に目が疲れると感じる場合もあるようです。数日使ってみて、目の疲れや頭痛がひどくなるようであれば、パソコンを見ない時間を作り、目を閉じて休息をとるなど、別の方法で目の疲労を和らげる方がよいかもしれません。(看護師)

ブルーライトを長時間見続けると体内時計が乱れる可能性も

ブルーライトを長時間見続けることで体内時計が乱れ、不眠や肥満に繋がると考えられています。十分なデータはないものの、うつを発症しやすくなるとの指摘もあるようです。

液晶から放出されるブルーライトそのものが目に影響を与え、知らず知らずのうちに蓄積され、目の疲労を起こします。目を休めるだけで対策は十分と思うかもしれませんが、ブルーライトを長時間見続けることは人間の体内時計を乱すと考えられています。(看護師)
体内時計が乱れるのは、眠気を感じるためのホルモンであるメラトニンが分泌されなくなり、不眠という健康被害を招きます。覚醒した状態での活動時間が長くなれば、食生活も乱れ肥満傾向になります。精神的にもうつ病を発症しやすくなりますが、まだ十分なデータはないようです。(看護師)

長時間見続けると体内時計を乱すといわれるブルーライトですが、メガネの効果については医師の間でも見解が分かれているのが現状のようです。試してみて合わなければ、他の方法を探すのがよさそうです。

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