健康

2016/07/24

コンタクトレンズ装用中の充血と視力低下…原因はドライアイ?

コンタクトレンズ装用中の充血と視力低下…原因はドライアイ?

コンタクトレンズはドライアイになりやすいといわれています。今回の相談者もコンタクトを使用していましたが、充血がひどく、病院でドライアイと診断されました。充血が引くまで使用を控えていたものの、また充血するようになり、視力も落ちてきたと悩んでいます。どうすればよいのでしょうか。専門家に聞いてみました。

30代男性からの相談:「目の充血と視力低下について」

1日用のコンタクトレンズを使用していますが、最近充血がひどく、目が真っ赤になります。眼科ではドライアイのせいと言われ、一時的にメガネにし、充血がひいてからコンタクトに戻しました。ドライアイ用の目薬も使用していますが、また充血するようになり、視力も低下してきています。コンタクトで1.2でしたが、今では0.8です。本当にドライアイなのでしょうか。(30代・男性)

原因はさまざま。ドライアイでも視力低下は起こる

目の充血にはさまざまな原因が考えられます。ドライアイもひどくなると、視力低下を招くことがあります。

目の充血の原因は、コンタクトレンズの汚れ、劣化、変形による目への刺激、コンタクトレンズの長時間着用、ドライアイ、感染などがあります。(看護師)
コンタクトレンズを着用するとまばたきの回数が減るため、ドライアイを起こしやすくなります。また、角膜の酸素の取り込みが低下することで目の代謝機能も低下し、涙が出にくくなります。さらにコンタクトレンズに涙が引き込まれ、目の水分が不足します。(看護師)
ドライアイによる目の充血は、眼精疲労やアレルギー性の結膜炎が原因であることがほとんどです。目を酷使すると目の細胞が多くの酸素を必要とし、目の血管が拡張されやすく、充血を引き起こします。また、ドライアイで涙の量が少なくなるとごみや汚れを洗い流せなくなり、アレルギー反応を引き起こし充血します。ドライアイがひどくなると、目の表面に傷ができ視力低下を引き起こします。(看護師)

原因に合った対処を。場合によっては受診を

原因によって対処は異なります。ドライアイが原因の場合、ドライアイの治療を優先することが大切です。

1日用コンタクトレンズの使用が用法通りであれば、コンタクトレンズの汚れや劣化などは考えにくいですが、コンタクトレンズ自体が目に合っていない可能性があります。別の種類にしたり、着用をやめる必要があるでしょう。ドライアイが原因の場合、ドライアイの治療が優先されます。涙が少ない状態でコンタクトレンズを着用し続けると、角膜が傷つきやすくなります。(看護師)
眼精疲労での充血の場合、目の周りを温めることと、冷やすことを交互にし、血管の拡張と収縮を同時に行なうことで充血は改善されます。結膜炎は、抗生物質の点眼薬の投与で治療できます。感染症などの原因が隠れている場合もあるため、眼科を受診し専門医の診察を受け、原因に合った対策が必要です。(看護師)
食生活の改善やメガネの併用、こまめに目を休めることも効果的です。それでも改善されない場合は、重篤な病気の可能性もあるので眼科医に相談しましょう。(看護師)

コンタクトレンズ使用中の充血にはさまざまな原因が考えられますが、ドライアイが視力低下を招くこともあるようです。原因に合った対処を行ない、改善が見られない場合は病院で相談しましょう。

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