健康

2014/10/31

残尿感でトイレが近い。原因は何が考えられるか?

残尿感でトイレが近い。原因は何が考えられるか?

トイレに行った後も、どうも尿が出きった気にならない。更には、頻繁に尿意を催し、トイレが近くなる・・・。このような残尿感や頻尿は、病気の前兆とも考えられます。具体的にはどのような原因が考えられるのでしょうか。

30代男性からの相談:「トイレが近く、残尿感もあるのですが・・・。その原因は?」

私は、何年か前から夜寝る前に何度もトイレに行きたくなります。トイレに行ってもちょっと出るだけで、とても残尿感があります。そのせいで、いつも不快な気持ちで就寝していて、夜中にトイレに起きることもしばしばです。残尿感があるのは何が原因でしょうか。前立腺に問題があるか調べてもらうには、泌尿器科に行けば良いのでしょうか。残尿感をなくす対策を知りたいです。

残尿感は、膀胱か前立腺に起因?

同じ膀胱の障害でも、男性と女性では違いがあるようです。また、急な尿意を我慢できなかったり、漏らしてしまうなどの症状がある過活動膀胱も神経因性膀胱炎に含まれるようです。

残尿感の原因には、膀胱の炎症による、いわゆる膀胱炎があり、大腸菌などの細菌による感染で起こります。女性に多く、残尿の他に、頻尿、少量しか排尿しないことなどがあります。これは抗菌薬の服用と、たくさんの水分摂取で排尿を促す方法(膀胱を洗い流す感じ)で改善されます。男性の場合は、神経因性膀胱や前立腺炎、前立腺肥大が考えられます。神経因性膀胱は、脳から膀胱への指令の伝達がうまくいかず、頻尿や残尿の症状があらわれます。前立腺炎の場合は、疲れやストレスにより体力が落ちた時に細菌に感染して起こることが多いですが、慢性の場合は血行障害も考えられます。前立腺肥大の原因は不明ですが、男性ホルモンの影響と考えられています。内服での治療も可能ですが、慢性であれば手術になる場合もあります。(看護師)
状態から推測すると神経性のものか、何らかの原因で膀胱や前立腺の炎症が長引いているか、または前立腺が大きくなっていることが疑われます。(看護師)

症状が続いている場合は泌尿器科を受診

原因がわからなければ対策の立てようもありません。早めに専門医を受診するようにしましょう。

泌尿器科を避けたい気持ちはわかりますが、できるだけ早く泌尿器科にかかることをお勧めします。原因を突き止め、それに適した治療を受けることで、この状態が慢性化するのを防ぐことができます。(看護師)
残尿感を取り除くには、泌尿器科の受診が一番の早道ではないでしょうか。原因がわかれば、適切な薬剤が処方されると思いますので、夜も安眠できるようになるのではないかと思います。効果がすぐに実感できる薬剤もありますので、なるべく早く受診されることをお勧めします。(薬剤師)

尿に関するトラブルは、神経因性、非神経因性いずれかの膀胱に起因するものか、男性の場合は、前立腺という男性特有の臓器に起因することが多いようです。膀胱に原因がある場合、女性は出産に起因することもあるようですが、男性の場合、その多くは加齢によって発症することが多いようです。原因を特定して治療するためにも、早めに専門医を受診するようにして下さい。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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