多汗症

2016/07/12

気になる汗かき体質を治したい! 体質を改善する方法は?

気になる汗かき体質を治したい! 体質を改善する方法は?

冬でも状況によっては汗をかきやすい体質の人はいます。相談者の男性も条件が揃うと多量に汗をかくようですが、健康診断では特に健康上の問題を指摘されたことがないとのこと。このような汗かき体質を改善する方法はあるのでしょうか?

男性からの相談:「汗かきな体質が気になるので治したい」

昔から異常とも思える汗かきで、1年中汗をかいています。汗が出るのは湿度が60%以上の時、外回りの間はもちろん、出勤、帰宅などのわずかな道のりの移動も含めて身体を動かした時と他人と話をしている時です。他にも真夏日、梅雨などの条件が重なると、ハンドタオルを1日2枚~3枚使うことも多々あります。毎年の健康診断では特に指摘される問題はありません。汗が多いのは上頭部、後頭部、額で、気になり始めると手足、脇など体中から汗が吹き出てきます。これは本当に汗かきな体質といだけなのでしょうか?夏場は特に臭いも気になるので何とかして改善したいです。(40代・男性)

多汗症や自律神経失調症の疑いも

体温調節のために出ている汗は自然の生理現象ですが、多汗症や自律神経失調症の可能性もありますので生活習慣を見直してみましょう。汗かきは肥満体の方が多い傾向にあるのでダイエットをして痩せましょう。また、汗を抑えるツボを刺激することで改善することもあるようです。

汗かき体質の人でよく見られるのが俗にいう多汗症と呼ばれるものです。これは交感神経の失調により、エクリン線から異常に汗流れ出る疾患です。また、交感神経は不安や心配事などの精神的なストレスにも敏感に反応して活発になるため、毛穴から大量の汗を分泌します。この場合、副交感神経とのバランスが崩れて、自律神経失調症になっている可能性もあります。食事や睡眠などの生活リズムを整えたり、軽い運動をするなどしてホルモンバランスを整えてください。移動時の汗は単純に体温調節するために出ている場合もあるので、生理的な反応だと思います。(看護師)
汗かきや多汗症の人は肥満しているケースが多いです。それは、肥満体質の人は食生活の偏りや運動不足によりホルモンバランスが崩れてしまうと共に脂肪を多く蓄えているからです。脂肪が増えると代謝もあがりますので、少しの移動でも沢山燃焼して汗をかいたりします。一番の改善方法は、やはりダイエットをして肥満を解消する事ですので、ウォーキングやストレッチなどの簡単な有酸素運動をする事をおすすめします。また、効率良くダイエットしたいのであれば、半身浴やゲルマニウム温浴といった入浴方法で身体に蓄積した悪い老廃物をデトックスして新陳代謝を上げましょう。老廃物を体内から洗い流す事で体臭の改善にも繋がります。加えて、汗の原因を調べてそれに合わせて漢方を飲んだり、ドラッグストアなどで相談してもよいでしょう。汗を抑えるツボもありますが効果は著しいものではありません。「ろうきゅう」「ふくゆ」「だいほう」というツボがあり、ここを刺激することで改善されることがあります。絶大な効果はないかもしれませんが、いつでも刺激できるツボなのでやってみる価値はあるでしょう。(看護師)

医療機関に相談を

健康上の問題はなくても、念のために皮膚科などの医療機関で治療ができるか相談してみましょう。食事や運動で体質改善に努めるのも効果が見られるかもしれません。

健康診断で問題ないということですが、一度皮膚科で原因を診断されてみてはいかがでしょうか。多汗症の治療は保険が適用できるので、事前に病院に問い合わせたうえで、受診してください。(看護師)
おそらく体質ですので改善は難しいかもしれませんが、汗を改善するための方法はいくつかありますが、確実なのは病院にかかることです。内服や注射がありますが、効果が得られる人では一度の注射で6カ月以上も汗かきを改善させることができます。内服でも同じような効果を得る人がいます。これがもっとも確実でしょう。(看護師)
汗かきは男性にとっても女性にとっても決して少ない悩みではないので、治療方法もいくつかあります。実際の治療方法は医療機関によって異なるかもしれませんので、受診した際の説明を聞いてください。受診以外にできることとしては、体質改善も挙げられます。一般的に肥満傾向にある方は、代謝が亢進しているので汗をかきやすいです。心当たりがありましたら、運動習慣や食生活を見直してみてください。(看護師)

食生活や運動、汗を抑えるツボを刺激することで体質改善を心がけましょう。また多汗症や自律神経失調症の疑いもあるため、医療機関の受診もお勧めします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加