健康

2016/07/11

首や背中のニキビが一向に治らない…原因と改善策は?

首や背中のニキビが一向に治らない…原因と改善策は?

首や背中に湿疹やニキビができやすいという相談が寄せられました。皮膚科でもらった薬を塗っても改善が見られないとのことですが、いったいどうすればよいのでしょうか。

20代男性からの相談:「湿疹が様々な箇所にできてしまう」

首あたりに湿疹やニキビがよくできます。皮膚科でもらった抗生物質の塗り薬を患部に塗っても、一向によくなりません。また首以外にも背中、頬、胸の中心部にも湿疹がよくできます。原因はなんでしょうか。また薬を塗っても湿疹が治らない場合は、今後どのような対策をとれば湿疹ができずに肌が綺麗に戻るのでしょうか。改善策を教えてください。(20代・男性)

ニキビの場合:清潔を保ち食事と生活習慣に注意を

汗や髪の毛により不潔になること、石鹸やシャンプーのすすぎ残し、脂っこい食事、ストレスや睡眠不足など、ニキビを引き起こす要因を生活から取り除くように心がけてみましょう。

ニキビが出来ているのでしたら、なるべく皮膚を清潔にしてください。首は汗や髪の毛が触れることで不潔になりやすいので、髪は短くし、汗をかいたらこまめに拭きとってください。ストレスや睡眠不足でもニキビができやすいので、できるだけ規則的な生活で、しっかり睡眠をとったり、気分転換するようにしてください。(医師)
食べ物は脂っこいものを控え、肌の再生を促すビタミン類やミネラルを多めに摂るようにしてください。体を洗う石鹸は、ニキビ用か殺菌作用のあるもので、優しく洗って、石鹸が残らないようによく流してください。また、髪についたシャンプーやリンスが首や背中に付着していることがあるので、お風呂を出る前には、シャワーやお湯で流してから出てください。(医師)

ニキビ以外の場合も考えられるため、一度確認を

ニキビ以外にも、マラセチア菌による脂漏性湿疹や、接触性皮膚炎といった原因も考えられます。ニキビの治療で効果が見られないのであれば、一度検査を視野に入れるとよいでしょう。

抗生物質が効かず、湿疹を繰り返しているようであれば、ニキビではなく脂漏性湿疹の可能性が考えられます。その違いは病原菌で、脂漏性皮膚炎はマラセチア菌、ニキビはアクネ菌です。一度検査を受けることをお勧めします。(看護師)
マラセチア菌は、皮膚に常在している真菌(カビ)です。皮脂を栄養源にしているので、皮脂過剰になった毛穴の中で増殖し、胸や背中、首、顔などにニキビ様の湿疹(マラセチア毛包炎)を発症させます。この場合、抗真菌薬を塗ることで治療することができます。(看護師)
首周りは接触性皮膚炎も考えられるので、吸湿性や通気性に優れた綿や麻などの天然素材の服を選んで下さい。汗をかいたらシャワーを浴び、出先などでは濡れたタオルで汗を拭き取り、肌を清潔に保つよう心掛けて下さい。肌の保湿を行うことも有効です。また、ストレスを溜めない、十分に睡眠をとるなど、生活習慣も整えましょう。(看護師)

ニキビの改善には、清潔や食事、生活習慣などを見直し、原因となりうる要因を減らすことが大切です。またニキビ以外にも、脂漏性湿疹や接触性皮膚炎といった原因が考えられます。ニキビの治療が功を奏しないのであれば、検査を検討してみるとよいかもしれません。

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