健康

2016/07/11

繰り返す胃腸トラブル。改善方法は?

繰り返す胃腸トラブル。改善方法は?

10代の頃から胃腸の弱さを自覚し、30代となった今でもしょっちゅう下痢の症状に悩まされているという相談者。症状が現れるのを防ぐために、食事にもかなり気を使っていますが、そのこと自体がストレスにもなっているようです。体質を改善する有効な方法はないでしょうか。

30代男性からの相談:「消化不良でよくお腹を下して困っています。」

私は昔から少しお腹が弱いです。中高校生の頃からお腹が弱くなり、社会人となった今でもよく下痢をするので、平日はなるべく消化に良さそうなものを食べるように心掛け、脂っこいものなどはお腹を下しても良いように、次の日が休みの時に食べるような生活をしています。お医者さん曰く、お腹を下す原因は元々弱いだけでなく、ストレス性のものもあるかもしれないとのことでした。私はいつでも自分の食べたいものを美味しく食べられる生活がしたいです。消化不良でお腹を下さない良い方法はあるでしょうか。(30代 男性)

下痢の原因となるストレス源を確かめましょう

元々の体質に加え、ストレスが重なって下痢になりやすい人は多いようです。生活全般から受けるストレスや、「食べたらまたお腹を下してしまうかもしれない」という不安からくるストレスなど、自分がどんなストレスを抱いているか確かめてみましょう。

おっしゃるようにストレスが原因の下痢があります。過敏性腸症候群といって、下痢型と便秘型、それを繰り返す混合型です。感染などの原因がなく、胃腸の疾患もありません。感情表現が苦手な方やストレスを発散できない方に多く、自分ではストレスと感じていなくても体が勝手に反応することもあります。トイレを気にして食べたいものを我慢するのもストレスでしょうから、少しくらい食べても大丈夫だろうと、気持ちに余裕をもちましょう。なるべくストレスを溜めないように、睡眠をしっかりとって、運動や趣味などで気分転換してください。(医師)
下痢でお困りのようですが、排便に影響するものとしては便の性状、消化機能、食べた物、水分摂取量など様々なことが影響します。脂っこいものを食べれば消化・吸収しきれずに下痢となることがあります。ストレスによってお腹の動きは影響を受け、便秘にも下痢になることがあります。まずはどういった傾向にあるのか日々の生活を振り返ることだと思います。傾向を知ることで対策につなげられるので、急がば回れというように記録をつけてみましょう。一口に下痢といっても原因はたくさんあります。(看護師)

自分でできる改善法、専門家による改善法

相談者が望む「好きなものを好きな時に食べる」生活を実現するには、まずは腸内環境を整えていかなければなりません。並行して過敏性腸症候群の治療を行えば、ある程度の時間は要するもののスムーズな改善が期待できるのではないでしょうか。

現在行っているように、脂肪分を多く含むもの、アルコールやカフェイン、刺激物は控えて、消化のいいものをゆっくりよく噛んで食べてください。冷たい物や炭酸飲料も胃腸を刺激しますから、温かい物をゆっくり飲んでください。(医師)
腸内環境を整える意味で発酵食品であるヨーグルト、納豆、キムチなどを摂取されてはいかがでしょうか。(看護師)
過敏性腸症候群の治療は、内服治療、食事療法、運動療法があり、場合によっては心療内科でのカウンセリングも必要です。(医師)

ストレスは胃腸を直撃します。繰り返しになりますが、普段の生活で自らが感じているストレスは何に起因しているか、まずは振り返ってみましょう。その上でストレス解消方法や発散方法を考案したり、専門医の助言を仰いでください。

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