健康

2016/07/10

糖尿病予備軍に?食事の慢性的な不規則さ

糖尿病予備軍に?食事の慢性的な不規則さ

忙しさにかまけて、食べられる時にたっぷり食べる食生活を繰り返していませんか。どこかでそのリズムを変えないと、生活習慣病につながってしまうこともあります。具体的にはどんな点を改善すればよいのでしょうか。

30代男性からの相談:「不規則な生活による胃腸の痛み」

食後に胸やけしたり、締め付けられるような胃の痛みがあります。胃腸薬では改善しないようです。普段、朝食を摂らず昼食をたくさん食べます。仕事で夕食はほとんど23時以降で、食後すぐに就寝します。こんな慢性的な不規則さにより、胃腸に負担がかかっているのでしょうか。改善ポイントを教えてください。(30代・男性)

規則的な食事が大原則

働き盛りの30代。忙しくて夕食が寝る直前になってしまうこともあるでしょうが、将来のことを考えると、その生活リズム、考え直したほうがよさそうです。

朝ごはんを食べることがなく、昼に過剰に食べるということは血糖を下げるインスリンという物質の分泌に影響を与えます。夕飯の時間も遅いようですし、現状が長く続くと将来的に糖尿病などの生活習慣病を患う危険があります。今一度、生活リズムと食生活を見直してみてください。(看護師)
仕事の都合で夜遅い時間の食事になってしまうこともあるのでしょうが、食事はできるだけ規則的に摂るのが原則です。朝食を摂る時間がないのでしたら牛乳やジュースを飲む、軽いものをつまむだけでもよいので、なにか摂るようにしてください。夜はカロリー控えめで、腹八分目を心がけましょう。(内科医師)
朝は意識して食べるようにしてください。夜遅い食事は胃腸に負担がかかるので、夕食は就寝の3時間前までに済ませることをおすすめします。(看護師)

摂取する食品や食べる順序

内臓に負担をかけないためには、食事の時間帯や回数だけでなく、摂取する食べ物や食べる順番にも気をつけたほうがよいようです。専門家に詳しく聞いてみましょう。

空腹の状態でたくさんのものを食べると、胃液の分泌が急激に盛んになって急速に消化活動を始めるので、胸やけしたり胃の痛みが生じることがあります。血糖値の急激な上昇を防ぐためにも、野菜や海藻類などカロリーの低いものから食べ始め、よく噛んで食べるようにしてください。(内科医師)
比較的時間を割いて昼食を摂ることができるのであれば、食べ方や食べる順番、内容を見直しましょう。野菜や汁物を先にとってから、副菜、主菜といった具合に、いわゆるコース料理をイメージして食べるようにしてみてください。またよく噛んで食べると、腹持ちも摂取量も変わってきます。(看護師)
丼ものや麺類だけの単品でなく、セットで野菜や野菜ジュースも摂るよう心がけてみてください。 (看護師)
脂肪分が多いもの、刺激の強い香辛料、繊維質の多いものは消化が悪く、胃に負担をかけますから控えた方がいいでしょう。(内科医師)

食生活の乱れは、生活習慣病に直結しているともいわれています。上述の改善ポイントを押さえ、1日も早く食生活のリズムを整えるよう心がけましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加