健康

2016/07/06

糖尿病の食事療法がつらい…効果のほどは?

糖尿病の食事療法がつらい…効果のほどは?

血糖値が高く、糖尿病の境界にあると診断されてしまった相談者。食事療法で治療を開始しましたが、慣れないことでストレスを感じています。それでも頑張って継続していますが、食事療法だけで症状はどれほど改善されるのか、疑問を抱いているようです。

40代男性からの相談:「食事療法はどれくらい効果があるのでしょうか。」

最近、食後によく眠くなります。検査すると食後高血糖気味で、糖尿病の境界だと言われました。医者には食事についての指導を受けました。食事療法をしっかりと行ったら治るのでしょうか。検査以降、野菜を食べたり、カロリーを考えて食べるようになりましたが、なかなかつらいです。しばらく続ければ、血糖値が落ち着くようになるのでしょうか。糖尿病になってしまうと治らない、と聞いたことがあるので不安です。(40代 男性)

糖尿病が治らないと言われている理由

糖尿病は膵臓内のβ細胞が機能せず、血糖値を下げるインスリンが分泌されないことで起こります。食事療法などでβ細胞機能が回復すれば症状の改善も見込めますが、一定以上のダメージを受けると回復不能になり、生涯投薬や人工透析などが必要になります。

糖尿病はなってしまうと治らないと言えます。糖尿病はインスリンを分泌させるβ細胞が死んで、うまく機能しないことで起こります。このβ細胞がダメージを受けている程度だと回復は見込めるようですが、ダメージが大きければ回復はできません。(看護師)
糖尿病が一生治らないと言われているのは、インスリン分泌と関係している膵臓のβ細胞が正常に機能しなくなるからです。糖質を控えた食事で、細胞の機能が回復すれば改善する見込みがあります。但し、食後高血糖の状態が数年も続いた場合、回復するのは難しいです。(看護師)

しかし、相談者は十分回復が見込める状態だと専門家は分析しています。薬に頼らず、今後も適量の食事や適度な運動の習慣をつけていけば、徐々に血糖値も安定してくるものと思われます。

しかし質問者の方はまだ境界にあるということなので、完治の状態にまで回復することが見込めます。今は医師の言うように、食事療法や運動療法を行うことで薬物療法まではしなくていいと思います。もちろん血糖値が下がってからも暴飲暴食は避けるべきです。(看護師)
糖尿病は食事療法と運動療法を合わせて行うと効果的です。食事はカロリーを考慮した食事が理想です。食事は野菜ばかり食べるのではなく、ご飯や麺類の炭水化物、緑黄色野菜や魚など組み合わせてバランス良く摂取しましょう。特に食物繊維を含む食品には血糖値の上昇を防ぐ働きがあり、海藻類やキノコ類などは積極的に摂りましょう。また、食べる時は炭水化物からでなく野菜や汁物から先に食べると、急激な血糖の上昇を防ぐことができます。運動は体全体を使った有酸素運動が効果的です。ジョギングやウォーキング、サイクリング、水泳、体操などを15分以上続けましょう。食事や運動療法で改善できれば、投薬は免れることもあります。(看護師)

ストレスを溜めない方法を考えていきましょう

今まで自由に好きなだけ食べていたのに、いきなり食べる量や食べ物の種類を制限されてしまった場合、確かにストレスも溜まることと思います。しかし、食事療法を継続すれば血糖値は安定し、身体の調子が整うことは実証されています。趣味の時間を充実させたり、食事以外の楽しみを見つけて、食事のことを考えないのも一つの方法です。自身の健康を取り戻すために、ぜひとも乗り切っていきましょう。

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