健康

2016/07/05

糖尿病の薬と風邪薬の飲み合わせについて

糖尿病の薬と風邪薬の飲み合わせについて

複数の薬を飲む場合は、その飲み合わせに注意が必要です。相談者は既に糖尿病と高血圧の薬を服用していますので、風邪で体調を崩した時どんな薬を飲めばいいのか、あるいは飲まない方がいいのか迷っているようです。

60代男性からの相談:「糖尿病の薬の飲み合わせ」

十数年前から病院で糖尿病の薬を処方してもらい、薬を服用しています。年のせいか最近よく風邪をひきやすくなりました。平日なら病院が開いているので、かかりつけの病院に行けるのですが日曜日や祝日は行けないので、できたら薬局などで買える薬を常備しておきたいです。糖尿病の薬を飲んでいても大丈夫な風邪薬はありますか?ちなみに高血圧の薬も服用しています。風邪の症状を少しでも和らげるものや方法があれば、教えてください。(60代 男性)

服用中の薬を確認しましょう

まずは現在飲んでいる薬の成分について確認が必要です。確かに風邪薬に含まれる成分には、糖尿病の薬の効果を阻害するものもあり、高血圧の症状を悪化させる成分が含まれている場合もあります。

糖尿病の薬物療法でどのような薬を服用しているのかにもよるかもしれません。まずは自分の服用している内服薬について、主治医や薬剤師に確認することを必ず行ってください。それを踏まえた上で一般的なことになりますが、糖尿病の治療を受けている人で注意してほしいことは、プソイドエフェドリンという成分です。血糖値を上昇させる可能性があります。またアスピリンを含むお薬は、逆にインスリンの効果をより強くしてしまう可能性があることが知られています。つまり血糖値を下げやすく、低血糖状態になりやすいのです。アスピリンは、比較的風邪薬や解熱鎮痛剤には含まれやすい成分なので注意しましょう。(看護師)
糖尿病や高血圧で内服薬がある場合、飲み合わせの悪い薬剤があるので注意が必要です。高血圧の薬はエフェドリンやプソイドエフェドリン、抗ヒスタミン薬、麻黄など血圧の症状を悪化させることがあります。糖尿病薬ではプソイドエフェドリン、アスピリン、メチルエフェドリン、麻黄の成分と相性が良くありません。そのためベンザブロックやパブロン、バファリン、エスタック、葛根湯などの市販薬には注意するようにして下さい。(看護師)

主治医や薬剤師の指示を仰ぎましょう

薬の飲み合わせに関しては、一般の方が自己判断するのは危険です。主治医に服用中の薬を示したうえで、合わせて飲んでもいい風邪薬をあらかじめ処方してもらったり、薬剤師に相談したりすることをおすすめします。

薬局に薬剤師の方がいれば相談するとアドバイスが受けられます。また、かかりつけの医師を受診した際に前もって、総合感冒薬を処方してもらうなど相談するのも良いでしょう。(看護師)
風邪薬の種類も今は豊富なので、購入するドラッグストアの薬剤師に確認することが確実です。(看護師)

もちろん、一番大切なのは体調を崩さないようにすることです。栄養バランスの取れた食事や質の良い睡眠で、免疫力を高めましょう。

風邪は免疫力が低下した時に発症するので、日ごろから栄養バランスの良い食事やたっぷりの睡眠で免疫を高めておくようにします。風邪をひいた時は、温かい水分や食事を摂取してたっぷり休養するようにして下さい。(看護師)

持病があり長年薬を服用していると、それ以外の薬を飲む必要が生じた時に飲み合わせについていちいち確認をしなければいけません。前もって飲んでもいい市販の薬を知っておくと、急な体調不良でも慌てずに服用できて安心ですね。

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