健康

2016/07/04

胸焼け、胃もたれ、便秘…繰り返す胃腸のトラブル

胸焼け、胃もたれ、便秘…繰り返す胃腸のトラブル

過去に胃潰瘍を患ったことがある相談者。そのせいか、脂っこい食べ物で胸焼けや胃もたれがしたり、便秘で辛い思いをすることもしばしばです。年齢的なものだと諦めるしかないのか、何か改善の方法はあるのか、相談を寄せてくれました。

40代男性からの相談:「胃腸機能と便秘について」

現在40代で、昔と違いいろんな箇所にガタが出始めています。20代の頃は脂っこいものを食べても全く平気だったのですが、30歳を過ぎてからというものコロッケやメンチカツなど揚げものを食べると必ず胸焼けがします。特に夕食に食べると次の日までもたれてしまいます。これは年齢的に仕方がないことなのでしょうか?また、便秘もひどく、なるべく野菜を食べているのですが、なかなか便通が来ずに一週間ほどで便秘薬に頼ることもしばしばあります。運動不足が一番の原因なのかなと思いますが、年齢的に皆さんも同じようになるのでしょうか?(40代 男性)

40代…消化機能の低下は否めません

若い頃よりも食べる量が減った、脂っこいものよりもさっぱりしたものを好むようになった…多くの方に自覚があることと思います。個人差こそありますが、私達の身体は少しずつ老いていき、代謝も悪くなっていきます。専門家は、胃腸に優しい食べ方として、消化が良いものを腹八分程度に食べることや寝る直前には飲食を控えることを説いています。

年齢を重ねると、胃腸の機能も低下してきますが、全ての方が同じわけではなく個人差があります。さらに、寝る前に油っこいものを食べると、寝ている間も胃腸は消化活動を行わなければなりません。起きている時に比べ胃腸の動きは弱くなっていますから、消化に時間がかかり胃腸に負担をかけ、次の日まで胃がもたれることがあります。(医師)
年齢とともに消化機能は低下していきます。ですから、脂っこいものが食べにくくなるのは年齢的にもある程度仕方のないことではあります。潰瘍や胃炎があるようですし、多少はこれらの影響も考えられなくはないですね。(看護師)
胃腸に負担をかけないためには、脂分を含む物は控え、腹八分で消化のいいものをよく噛んでゆっくり食べてください。少なくとも寝る前2~3時間には、夕食を済ませてください。(医師)

便秘体質に有効な改善法は?

腸内環境を整えるために有用な食品には海藻やキノコ、乳製品や納豆、キムチなどの発酵食品などが挙げられます。また、水分を多めに摂ることを心掛けたり、適度な運動を習慣化することも大いに効果が期待できます。

高脂肪のものやチョコレートなど甘い物は消化が悪く、脂肪によって便秘になりやすいので、控えましょう。便秘の対策としては、野菜以外にも繊維質を多く含む、海藻類、キノコ類、果物、乳製品などを心かげて摂るようにしてください。水分は一日に2000mlを目安に多めに摂りましょう。また、少し汗をかくくらいの適度な運動も心がけてください。(医師)
便秘もお悩みのようなので、精神的なストレスもあいまって胸やけを来しているのかもしれません。食物繊維の不足や運動不足ももちろん悪化させる要因ですが、先にも挙げたストレスによっても消化管の運動に影響するので、一つの原因でなく複数の原因が絡み合って起きていると考えられます。(看護師)
便の性質はいかがでしょう?硬く小さかったら、水分が足りないようにも思えますので、心当たりがあるようでしたら水分摂取も意識されてください。忙しくてトイレに行くのも我慢することでも便秘になるので、便意を感じたときは時間的余裕をもっていかれると改善につながるでしょう。発酵食品であるヨーグルト、納豆、キムチをとると腸内環境を整えてくれるので改善されるかもしれません。(看護師)

胃腸の具合を常に気にしながら生活するのは、それだけでもストレスが溜まることと思います。しかし食べ方や食べる時間、生活習慣などを工夫すれば改善の道は見えてきそうです。自分の体質に合った食べ方を心掛けつつ、美味しく食事できればいいですね。

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