健康

2016/07/01

肝機能の数値が悪い…禁酒せずに改善する方法は?

肝機能の数値が悪い…禁酒せずに改善する方法は?

一日の終わりの晩酌はストレス解消の一つでもあります。今回の相談者も毎日晩酌を楽しんできましたが、健康診断で肝機能の数値が悪いと指摘されてしまいました。どうしても晩酌をやめることができない相談者ですが、他に何かよい方法はないのでしょうか。

40代男性からの相談:「禁酒せずにγ-GTPを下げる方法」

会社の健康診断で肝機能の数値が悪いと指摘され、再検査になりました。数値が悪かったのはγ-GTPで、基準値が10~70に対し、私の場合は100で、過度の飲酒が原因とのことでした。毎晩ビール500mlと焼酎の水割りを2杯飲んでいますが、ストレスの多い仕事のため、毎日の飲酒は欠かせません。禁酒が一番とわかっていますが、どうにも我慢できません。禁酒せずにγ-GTPを下げる方法はないでしょうか。(40代・男性)

できれば禁酒を目指して。無理なら飲み方の工夫を

γ-GTPが100であればやはり禁酒が一番よいようです。どうしても我慢できないのであれば、肝臓に負担をかけない飲み方が大切です。

γ-GTPは肝臓や腎臓、脾臓などで作られる酵素で、たんぱく質の分解や、アルコール、薬物などの有害物質の分解を行ないます。お酒の過剰摂取や薬の影響、肥満などで肝細胞が壊れるとγ-GTPが血液中の流れ出すため、γ-GTP値が肝機能の指標とされています。(看護師)
γ-GTPが100もあるのなら、やはり禁酒をお勧めします。お酒をよく飲む人は肝機能障害を起こしやすいのですが、どうしてもやめられないならできるだけ肝臓に負担をかけない飲み方を考えましょう。飲酒量は個人差がありますが、ビールなら大瓶1本を30分以上かけてゆっくり飲むようにしましょう。できればノンアルコールがよいでしょう。(医師)
空腹時の飲酒は避け、飲む時は大豆製品、野菜、ナッツ類などを一緒に摂るようにしましょう。飲酒の前に乳製品を摂っておくとアルコールの吸収がゆっくりになるといわれます。飲酒後は水分を多めにとりましょう。(医師)

食事療法も効果的。週に1~2日は休肝日を

お酒の飲み方を工夫すると同時に、食事療法も取り入れましょう。肝臓の代謝効率を上げ、肥満を予防することが大切です。週に1~2日は休肝日を設けましょう。

禁酒をせずに肝機能を改善するには、食事療法をお勧めします。肝臓での代謝効率を上げるため、良質のたんぱく質をメインに、ビタミン類を偏りなく摂取できるものがよいでしょう。肥満の原因となるご飯やパンなどの炭水化物は少なめにしましょう。もっとも食事療法はお酒の適量を守ることが前提です。(看護師)
γ-GTPはアルコールに対しての反応が敏感なので、飲酒を日課にしていると数値が高くなりやすく、数値を改善するには禁酒や肝機能を回復させるための休肝日を設けることが一番大切です。(看護師)
肝機能を整えるにはアルコールを控えることが基本です。過剰飲酒を避け、週に1~2日くらいは休肝日を作りましょう。他にも疲れやストレスをためない、カロリー控えめの高タンパクの食事を摂るといった方法があります。(医師)

一番よいのはやはり禁酒ですが、どうしても我慢できない時は飲み方を工夫しましょう。空腹時を避け、適量を心がけることが大切です。同時に食事療法を取り入れ、肝臓の代謝効率を上げ、肥満を予防して、週に1~2日は休肝日を設けて肝臓を休ませましょう。

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