糖尿病の壊疽はなぜ起こる? 早めの予防で手足切断を防ごう

  • 作成日:2016.06.26
  • 更新日:2017.07.13
健康

糖尿病は悪化すると、壊疽(えそ)が起こり手足を切断しなければならないケースがあります。なぜ壊疽が起こるのでしょうか。糖尿病にかかり、手足切断にまで至るケースというのはどのくらいあるのでしょうか。専門家に聞いてみました。

20代男性からの相談:「糖尿病はどうして手足を切ることになるのか」

親戚が糖尿病にかかり治療を続けていましたが、結局足の指を切断することになってしまいました。それ以来、糖尿病にかかると手足を切断するというイメージがありますが、どうして糖尿病で身体の末端部分が壊死するのでしょうか。また糖尿病にかかった場合、最終的に手足を切断することになる可能性はどれくらいあるのでしょうか。

合併症による血流障害が原因。感度の低下が怪我を招くことも

合併症で血行が悪くなり、末端まで血液が行き渡りにくくなることで壊死は起こります。感度も鈍くなるため、怪我をしやすく、感染しやすくなることも一因です。

糖尿病の合併症に神経障害があります。高血糖で細い血管の血行が悪くなり、神経が部分的に死滅するものです。神経障害が進むと、手足の感覚が鈍くなり、傷に気づきにくくなるうえ、高血糖による免疫力の低下と栄養不足で、細菌などの感染症を招きやすくなり、傷の治りも遅くなります。状態がひどくなると潰瘍ができ、最終的に組織細胞が死滅した「壊死」、さらに壊死部分が腐敗した「壊疽」を引き起こします。(看護師)
糖尿病の代表的な合併症には、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害があります。糖尿病になると、血糖値が高い状態が続きますから、血流障害を起こしやすくなり、閉塞性動脈硬化を起こしやすく、末梢の手足に充分な血液が行き届かず、酸素や栄養が不足して潰瘍や壊死を起こします。極端な表現ですが、常に指をゴムで締め付けている状態と考えるとわかりやすいかと思います。(医師)

手足切断に至るのは健常者の約7倍以上。足は特に注意して

糖尿病になった人全てが手足を切断するわけではありませんが、健常者の約7倍以上の確率があるといわれます。約3割は皮膚病変を引き起こします。特に目につきにくい足は要注意です。

糖尿病の合併症で、皮膚病変を起こす確率は約30%、そのうち0.7%が壊疽を発症するといわれ、さらに重症となると切断へとつながります。正しい治療による血糖値のコントロールと、壊疽の出やすい足先のフットケアが「壊疽」予防に有効です。(看護師)
神経障害によって糖尿病の人は痛みに対して鈍感になっており、しびれたり麻痺したり、小さな怪我をしても気づかず、傷の治りも悪いので、知らないうちに感染を起こして傷が悪化することもあります。特に足は目につきにくいため、注意が必要です。糖尿病になったら全員が手足を切断するわけではありませんが、健康な人と比べると確率は7倍以上になるといわれています。(医師)

糖尿病で手足が壊死するのは、合併症による血流障害が原因です。血液が末端まで行き渡らず、壊死してしまいます。感度も鈍くなってしまうため、怪我しやすく、感染症を起こしやすいことも一因です。その割合は健常者の約7倍で、糖尿病患者の3割は皮膚病変を起こすといわれ、正しいケアが必要です。

血糖値が気になるなら、いいサプリメントを選ぼう

手足を失ってしまう恐ろしい糖尿病は日頃の生活で予防することもできます。中でも食事を見直すことは糖尿病予防に繋がります。特に、糖尿病予防になるといわれているのは青魚などに豊富に含まれるDHA。普段から青魚を食事に取り入れるようにするといいかもしれません。

DHAをもっと効率よくとりたいという人におすすめしたいのがサプリメントです。高スペックDHA・EPAサプリメントの「きなり」なら、1日4粒飲むだけで1日のDHA・EPA推奨摂取量を補うことができます。


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