健康

2016/06/22

若年性認知症の予兆とはどんなもの?

若年性認知症の予兆とはどんなもの?

10代、20代の頃はたくさんのことを記憶したり、また人の名前などもすぐに思い出せたはずなのに、年齢を重ねるにつれ、電話番号やちょっとした文章が覚えられない、知っているはずの地名がすぐに出てこない方も少なくないと思います。相談者はそんな現象を単なる物忘れと捉えていいのか、あるいは若年性認知症の可能性が潜んでいるのか、少し心配になっています。

30代男性からの相談:「何歳から注意をすればいいのでしょうか。」

私は現在30代後半なのですが、最近は20代の頃と比べると色々なことを覚えるのが遅くなったり、覚えていたはずなのに忘れてしまうことがあります。必要な約束は忘れることは無いのですが、他愛もない事を忘れます。今は困ることはないし、歳を取るとそんなもんなのかな、くらいにしか思っていないのですが、若年性認知症の可能性もあるのでしょうか。自分の物忘れの頻度などを確認したり、専門医に相談するのは何歳頃からしたらいいのでしょうか。(30代 男性)

物忘れが若年性認知症の予兆である可能性も

専門家は相談内容からみて、相談者が若年性認知症の可能性は低いとしています。認知症は何歳から気をつけるべきという明確な基準はなく、場合によっては10代でも発症してしまうとのことです。異常を感じたら専門医を受診したり、認知症チェックリストを活用しましょう。

物事を覚えることを記銘力と言いますが、記銘力が若い頃より落ちることは比較的多くの人に起こる事です。若年性認知症の特徴としては物事や約束事を忘れて、それを指摘されても約束をしたこと自体忘れていて思い出せないことがあります。質問者の方の場合はそのようなことはないので若年性認知症であることはまだ考えにくいと思います。(看護師)
何歳頃から心配した方が良いというのはありません。最近は若年性アルツハイマーも増えていますし、頻回に物忘れしたり、以前とは違うと自覚されているのでしたら、早めに病院を受診した方がいいでしょう。病院に行きにくいようでしたら、ネットでも認知症のチェックリストがありますから、自身に当てはまるものをチェックしてみてください。(医師)
今あるような「ど忘れ」といった症状が、若年性認知症の予兆であることも指摘されています。若年性認知症は早ければ18歳でもなり得る事なので、もし現時点で心配なら専門医に相談されてはいかがでしょうか。進行性の病気ですが、早めに対応することで進行を遅らせることができます。(看護師)

認知症の進行を遅らせるには

若年性認知症はまだ不明な点が多く、未然に防げる病気ではありません。発症した場合、放置すれば認知症が進んでしまいます。進行を遅らせるには、計算やクイズといった脳のトレーニングが効果的であるとされています。

認知症は自分では気づかないうちに進行します。予防法はありませんが、脳のトレーニングを行うことで、進行を遅らせることができます。クロスワードパズルやクイズ、簡単な計算や暗算などを行ったり、運動をしながら行うとより効果的です。例えば散歩しながら暗算を行うとか、ラジオ体操しながらしりとりするなどがお勧めです。(医師)

これまでは「食事内容を忘れるのが物忘れ、食事したこと自体を忘れるのが認知症」と言われてきましたが、知っているはずの単語がなかなか出てこない、いわゆる「ど忘れ」が頻繁に起こることも若年性認認知症の予兆である可能性があるとのことです。心当たりがある場合は、早めに専門医に相談しましょう。

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