健康

2016/06/20

若年性認知症になりやすい人の兆候…今のうちから予防すべし!

若年性認知症になりやすい人の兆候…今のうちから予防すべし!

認知症のなかでも、高齢者ではなく64歳以下の比較的若い年代に発症するのが若年性認知症です。一口に若年性認知症といってもその原因や種類は様々であり、アルツハイマー型や脳血管性型の2つが圧倒的に多いとされています。若年性認知症を身近に感じ、不安になっている男性からの相談に看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

相談:「将来、自分が若年性認知症になるのが不安です。なりやすい原因や予防方法があれば教えてください。」

友人のお父さんがアルツハイマー型の若年性認知症を患ってしまい、自分の子どもすら判別できないような状態になってしまいました。可哀想だと思う一方で、将来自分もそうなるのではないかという恐怖があります。どのような人が若年性認知症になりやすいのでしょうか。また、若年性認知症を予防する薬や予防方法があれば教えてください。(20代・男性)

若年性認知症になりやすい人は存在する

生活習慣、遺伝、病気などが若年性認知症に関与するため、若年性認知症になりやすい人は存在するようです。

若年性認知症になる可能性が高い人、なりやすい人はいます。例えばアルコールを連日、大量に飲み続けるような生活習慣の人です。アルコールの大量の飲用は脳細胞を萎縮させることがわかっており、脳の萎縮はアルコール性の認知症の原因となります。認知症以外の生活習慣病予防のためにも過度のお酒の飲み過ぎは控えましょう。また、ご友人のお父さんが患っている若年性アルツハイマー型認知症は、目の前の物を認識できず、ドアの前にいても部屋から出られなくなったりするのが特徴です。これは神経質すぎる人、まじめすぎる人がなりやすいという話もありますし、遺伝的な要素もあるといわれています。(看護師)
脳血管性型の若年性認知症は、脳血管障害の既往がある人や、糖尿病、高血圧の人がなりやすいと言われています。これは、まだら認知症になる傾向が多く、認知がはっきりしている時とそうでない時がまだらになり、感情が不安定になります。うつ病や更年期障害と間違われる場合もありますので早期発見や診断に時間がかかる事が多いです。また、家族の中でピック病と呼ばれる病気になった人がいる場合は注意が必要です。(看護師)

規則正しい生活習慣を送り、趣味を持ちましょう

予防のためには、規則正しい生活が大切です。日常生活で注意すべきポイントや予防方法をアドバイスしてくれました。

予防方法で特に難しいことはありません。日常の生活習慣を規則正しいものにすることが有効であると言われています。アルコールや喫煙を控えることは当然ですが、食事・睡眠などの習慣を正し、適度な運動を心がけることで予防できるといわれています。まあ日頃から物忘れをしないためのスケジュール管理や判断力低下防止のために簡単なパズル、計算、オセロなどをして脳細胞を活性化させましょう。(看護師)
規則正しい生活習慣にバランスの摂れた食事、適度な運動が健康全般に大切なので、普段から心がけてください。喫煙習慣は、将来的に脳血管障害を引き起こす可能性があるので禁煙してください。イワシやアジ、サバなどの青魚に含まれるDHAやEPAと呼ばれる成分やビタミンEを含む食品を摂ると予防になるようです。また、趣味をもち、気分転換を適度に行うことも予防には重要です。予防する為の内服薬はありませんので生活パターンを改善してみてください。(看護師)

生活習慣や遺伝、病気などが若年性認知症に関与するため、なりやすい人は存在するようです。予防のためには、バランスの摂れた食事と運動、規則正しい生活を心がけましょう。また、脳を刺激するためにパズルなどをすると良いでしょう。

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