ED

2014/10/27

妻の求めに応じられない…EDを治すには?

妻の求めに応じられない…EDを治すには?

EDは、勃起不全や勃起障害といった男性の性機能障害の一種とされています。一説には日本だけでも1000万人を超える潜在患者がいると言われています。今回は、EDなのか妻の求めに応じられないという男性からのご相談です。

30代男性からのご相談:「EDが原因で夫婦関係が悪化。EDを治すには?」

30代に入ってから、妻との夜の生活がうまくいかなくなってきました。仕事で疲れが溜まっていることも原因の1つだと思いますが、EDの症状が出てしまったのです。求められても応じることができず、夫婦関係が悪化してきています。治療することも検討していますが、なかなか病院に行く時間が取れませんし、恥ずかしい気持ちも強くあります。日常生活で気をつける点などはありますでしょうか?

EDの原因は、心理的要因と身体的要因の2つに分けられる。

交感神経や副交感神経は、無意識のうちに身体の機能を調整してくれている自律神経の種類です。緊張や興奮した時などに優位に働くのが交感神経で、逆に、睡眠時や休息時など、リラックスした状態の時に優位に働くのが副交感神経です。この2つの神経は対極の関係にあり、どちらかが優位に働いている際には、もう一方の神経の活動は低下します。

心理的要因では過労や睡眠不足、心配事などの精神的なストレスが加わることにより交感神経が優位になります。勃起をつかさどっているのは副交感神経ですので、精神的なストレスは勃起の妨げになります。副交感神経が優位だと血管は拡張し、血流やリンパ液が全身を循環しやすくなりますので、できるだけ副交感神経が優位になるよう日常生活に気を付ければ良いのです。(看護師)
食事をする時は、できるだけ決まった時間に摂取し、ゆったりとした気持ちで食事するようにしましょう。入浴をする時はぬるめの38~40℃で入るようにしましょう。熱いお湯や長風呂は、逆に交感神経優位になりますので注意して下さい。タバコに含まれるニコチンには、自律神経を興奮させる働きがあり、呼吸器や循環器に悪影響を与えますので、減らす、やめることができたら良いですね。適量の飲酒は副交感神経を優位にし、血行も良くなって寝付きも良くなりますが、飲み過ぎは交感神経優位になりますので逆効果です。そして、一番はストレスを溜めないことです。趣味などがあれば、それでストレス発散をしたり、ご夫婦でお出かけになられて気分転換をしてはいかがでしょうか。あとは、EDを気にするあまり、それがストレスになってはいけませんので、気にし過ぎないようにしましょう。心理的要因でEDの症状が出ている場合は、とにかくリラックスすることが大切です。身体的な原因としては、加齢、高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病、脳出血やパーキンソン病など神経系の障害があります。規則正しい日常生活を心掛け、バランスの取れた食事を摂取するようにしましょう。(看護師)
EDの原因は、糖尿病や高血圧などの疾患や、ストレスや喫煙、飲酒、肥満といった生活習慣などが挙げられます。喫煙や飲酒をされているようでしたら、極力控えるようにして下さい。また、ご自身で続けられる、無理のない運動をされると肥満防止やストレス軽減にも繋がります。食事は、牡蠣やレバー、牛肉や卵、チーズなど、亜鉛を多く含むものがお勧めです。ビタミンCと一緒に摂取すると亜鉛の吸収率がアップするので、ED予防には効果的です。補助的に亜鉛やビタミンCのサプリメントを摂取するのも良いかと思います。(看護師)

パートナーの理解と協力を得ることが大切。

EDは、男性特有の症状なので、パートナーである女性にはわからない部分もあるようです。自分の気持ちや症状について、パートナーの理解を得られるよう、コミュニケーションをとることを心がけましょう。

EDのことを知らない女性もいます。ED治療をするのであれば、パートナーの理解も必要です。さまざまな考えの女性がいますので、必ずしも話さないといけないということではありませんが、もし話せるのであれば、話してみても良いかもしれません。(看護師)
奥様にまず現状を説明し、理解と協力を得る必要があると思います。(看護師)

効果がない場合は、専門医を受診。

生活習慣や、食生活の改善を心がけても効果がない場合は、専門医を受診することをお勧めします。

日常生活に注意していても、あまり効果がない場合は、抵抗があるかもしれませんが、受診することをお勧めします。主治医に相談すれば、症状にあった内服を処方してくれるので、すぐに効果が出る場合もあります。(看護師)

EDの原因として最も多いのが、心理的要因(心因性)によるEDのようです。夫婦間の心のすれ違いや、パートナーへの一方的な疑念や思い込み、仕事や対人関係のストレスなど、ほんのちょっとした心的要因でもEDを発症してしまう方が少なくないようですので、パートナーに理解してもらえるよう、日頃からコミュニケーションを図り、協力を得て、副交感神経が優位に働けるよう、リラックスした状態を心がけましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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