健康

2016/06/16

3年前に盲腸と腸閉塞で入院…今も下痢が続くのはなぜ?

3年前に盲腸と腸閉塞で入院…今も下痢が続くのはなぜ?

入院治療後も続く体調不良はいったい何が原因なのでしょうか。今回は30代の男性からの相談です。3年前に盲腸や腸閉塞などで入院した男性ですが、今でも週に一度は下痢をするなど、さまざまな体調不良に見舞われています。これは病気の後遺症でしょうか。それとも再発のサイン?専門家に聞いてみました。

30代男性からの相談:「3年前の手術から今も続く下痢について」

39歳の会社員です。3年前に盲腸と腹膜炎の併発、そして腸閉塞になり大変な思いをしました。2~3週間ほど入院し無事退院したものの、今も週に最低1回は必ず下痢を繰り返すので心配です。食が細くなり食べ過ぎても太らないため、15kgぐらいやせてしまいました。胃腸に後遺症が残っているのか、それとも腸閉塞の再発の兆候なのでしょうか。対処法などあれば教えてください。(30代・男性)

開腹手術後は腸に影響が出ることも。腸閉塞では下痢は起こりにくい

開腹手術を受けると腸や消化器官に影響が出ることがあるようです。腸閉塞の場合、下痢はあまり起きないとの声も寄せられました。

腹膜炎や腸閉塞で開腹手術を受けたのでしょうか。もしそうなら腸の動きが弱くなったり、術後癒着で腸が狭くなっていることがあり、消化機能の低下によって下痢を起こしやすくなります。(医師)
盲腸などお腹の手術をすると下痢を引き起こすことがあります。手術によって腸の働きが低下したり、便の通りが健常時に比べて悪くなることがあります。(看護師)
腸閉塞の場合は、お腹に刺すような痛みが襲ってきます。また嘔気・嘔吐を催したり、お腹が張ったり、排便やガスが出なくなります。腸閉塞は便の通りが悪くなる状態のため、下痢を起こすことは少ないです。(看護師)

消化のよいものを食べ、刺激物は避けて。場合によっては受診を

腸に負担をかけない食生活を心がけましょう。暴飲暴食だけでなく、脂肪や糖分のとりすぎは要注意です。いつまでも改善しない場合は病院を受診しましょう。

食生活では、腸に負担をかけないようにしなければなりません。暴飲暴食を避け、消化のよい柔らかいものをゆっくりよく噛んで食べるようにしてください。冷たいものや脂肪を多く含むもの、炭酸飲料などの刺激物はなるべく避けてください。下半身を冷やさないようにし、下痢だからと水分制限せず、温かい飲み物をゆっくり飲んで水分補給をしてください。(医師)
便秘予防に繊維質をとるのはよいのですが、レンコンやタケノコ、ゴボウなど硬い繊維質を含むものは、逆に消化が悪く腸を詰まらせてしまうことがあります。摂りすぎには注意し、大豆製品などの良質のタンパク質を摂るようにしてください。(医師)
お腹の手術をしているため、食べる物にも気をつけましょう。脂肪分や糖分の多い食事を避け、暴飲暴食はしないなど、日頃の食事を見直してみましょう。過剰摂取や油の摂り過ぎは、腸を圧迫して消化不良を招き、下痢を起こすことがあります。消化のよい食べ物を食べるようにし、改善が見られないときは早めに、手術をした病院か近くの胃腸科を受診するようにしましょう。(看護師)

開腹手術をしている場合、下痢に見舞われることがあるようです。腸閉塞だと下痢はむしろ起きにくくなります。消化のよいものを食べるなど、食生活を見直しましょう。いつまでも改善が見られないときは病院を受診しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加