健康

2016/06/13

30代男性。尿が臭い!回数が少なく泡立ちが気になる

30代男性。尿が臭い!回数が少なく泡立ちが気になる

尿の色や臭い、回数や量には、私たちの健康状態が反映されています。尿が臭かったり泡立つというのは、何か病気が隠れている可能性があります。尿の状態と病気の関係について医師や看護師の方に詳しくお聞きしました。

30代男性からの相談:「尿が臭い!尿の泡立ちと回数が少ないことも気になる。病気の可能性は?」

5年ほど前から尿が常にかなり臭く、ツンとくるような強い刺激臭がします。公衆トイレで用を足していても隣で用を足してる人に私の尿の臭いが届いてると思います。色もとても濃く尿の泡立ちもすごいです。いつも便器の中の水が見えなくなるほど泡が立っています。夏と冬関係なく、一日に一回しか尿が出ません。尿の回数が少ないのは臭いや泡に関係あるのでしょうか?病気の前兆かもしれないと気になっています。(30代・男性)

ツンとくる尿の臭いはアンモニアなの!?尿に細菌がいる?

尿にはアンモニアが含まれていますが、尿に強い刺激臭がある場合には、細菌の作用によってアンモニア成分が強くなっていることが考えられます。

基本的に尿は無菌無臭ですが、細菌と触れ合うことでアンモニアが発生し臭いがします。そのため、尿が臭くなる原因の一つには、尿路感染があります。ただし、尿路感染の場合は残尿感など他の症状も同時に現れることが一般的です。また水分摂取が不足し、尿が濃縮される場合にも臭いが強くなります。一日一回しか排尿をされないということですので、日ごろの水分摂取量を見直す必要があるでしょう。(看護師)

尿が臭いのは腎臓や肝臓に重大な病気が隠れていることも。早めに受診を!

通常健康な人の尿にはタンパク質は含まれていませんが、尿が臭い原因としてタンパク質が尿に多く混ざっていることも考えられます。尿にタンパクが混ざるのは、腎臓や肝臓の病気が関係している場合があります。

尿臭がきついのは、腎機能や肝機能に障害があると思われます。排尿回数は通常1日に5~8回、1000~2000mlの排尿量が目安で、これよりも多いまた少ない場合は膀胱や腎臓などに問題がある可能性があります。腎不全を起こしていると、人工透析もやむを得なくなりますし、最悪の場合死に至ります。5年も前から症状があったのであれば早めに泌尿器科を受診してください。(医師)
糖尿病や肝障害などの場合、尿に悪臭が起こることがあります。また尿にタンパク質が含まれている場合に尿が泡立ちまずが、食事内容や激しい運動などの原因、腎機能障害やその他の臓器に病気が潜んでいる可能性もあります。二つの症状を自覚されており、症状を自覚されてから5年ほどの期間が経過しておりますので、一度専門医の診察を受けることをお勧めします。(看護師)

尿は健康のバロメーターですから、尿の臭いや泡立ちが5年以上も続いているというのは、気になりますね。細菌感染や内臓疾患が原因となっている場合がありますから、早めに医療機関で検査をお受けください。

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