健康

2016/06/12

水虫の内服薬が肝機能障害で使えない…どうする?

水虫の内服薬が肝機能障害で使えない…どうする?

水虫の完治は時間がかかることも珍しくありません。今回は70代の父親の水虫についての質問です。塗り薬では効果がなく、ずっと飲み薬で対処してきたが、肝臓が悪くなり飲み薬を処方してもらえなくなったようです。これからどうやって対処していくのがよいのでしょうか。

 

40代男性からの相談:「完治しない水虫について」

75歳の父親は長年、足の白癬に悩んでいます。ずっと塗布してきたラミシールクリームは効果がなく、別の皮膚科でもらった内服薬でいったん治ったものの、すぐに再発してしまいました。そのうち肝臓が悪くなって、内服薬は処方できないと言われました。それからまたラミシールを塗っていますが、全くよくなりません。爪にも白癬が出て、ぼろぼろですが、医師は薬を塗るよう指示するだけです。何か治療法はないでしょうか。(40代・男性)

清潔と乾燥を心がけて。バスマットの共用を避けて感染防止を

水虫の原因となる白癬菌は、高温多湿で増殖します。足が蒸れないよう、清潔と乾燥を心がけましょう。家族への感染防止のため、バスマットやスリッパの共用は避けましょう。

白癬菌は湿気を好みます。足はワキの下と同じように汗をかきやすい部分です。足の清潔と乾燥を心がけてください。足を洗う時は、薄めたミョウバン液や殺菌作用のある石鹸、お酢を少量入れたお湯で指の間も丁寧に洗って、しっかり乾燥させてください。(医師)
家の中では素足で過ごす方がよいですが、家族にうつすことがあるので、お父様専用のスリッパを履いてもらったり、指のついた靴下を履いてもらい、バスマットなどの共用は避けましょう。足の角質がぽろぽろ剥がれているようなら、部屋の掃除も心がけてください。(医師)
水虫に長期間かかっていると、爪にも白癬菌が入り込んで爪が変色し、爪白癬の合併症を引き起こします。水虫にかかった半数の割合で爪白癬を起こすといわれています。(看護師)

40℃の足浴は効果的。場合によってはレーザー治療も

約40℃のお湯に足をつけると症状の軽減が期待できます。改善が見られない場合はレーザー治療も検討してみましょう。

症状を進行させないためには足を清潔に保つことが大切ですが、白癬菌は15℃~20℃の温度を好み、40℃以上で活性を抑えることができます。そのため40℃弱ほどのお湯に足をつけることで症状を軽減することは可能です。(看護師)
軟膏を塗る時は足を洗うか、汗ふきシートなどで拭きとってから塗ってください。内服ができなければ軟膏を塗り続けるしかないと思います。長期になるかもしれませんが、気長に続けてください。(医師)
通常は軟膏や内服薬で治療しますが、内服薬のラミシールを長期間飲み続けると、副作用で肝機能障害を起こすことが稀にあります。内服薬を使用できない場合は軟膏薬に頼ることになります。(看護師)
通気性や抗菌性に優れた靴下や靴を履くのもよいでしょう。軟膏や内服薬で改善しない時はレーザー治療で治療する方法もあります。現在かかっている皮膚科か、セカンドオピニオンで別の皮膚科に相談しましょう。(看護師)

水虫の原因となる白癬菌は高温多湿の環境を好みます。足が蒸れないようにすることが大切です。家族への感染を防ぐため、バスマットなどの共用は避けましょう。塗り薬のほかにレーザー治療という手もありますので、改善が見られないようなら病院で相談しましょう。

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