健康

2016/06/11

再発を繰り返す水虫…完治するにはどうすべき?

再発を繰り返す水虫…完治するにはどうすべき?

仕事で一日中靴を履いていると水虫に悩まされることも珍しくありません。今回の相談者もそんな一人です。市販薬でいったん治ったように見えても、しばらく経つとまた症状が出てくるといいます。完治させたいと願う相談者ですが、なにかよい治療法はないのでしょうか。

50代男性からの相談:「足裏の水虫の完治について」

気温が高くなるにつれ、足裏の水虫が悪化します。皮が剥けたり、かゆみがひどくなり、裸足になった時に足裏を見られるのがとても恥ずかしいです。そのため、いつも靴下を履くようになって、余計に症状が悪化しています。クリーム状の市販薬をつけていますが、治ったようにみえても、しばらくするとまた症状が出てきます。爪も水虫になっていて、なかなか良くなりません。完治できる薬を教えてください。(50代・男性)

高温多湿を好む水虫。通気性のよい靴や靴下を

水虫の原因は白癬菌というカビで、高温多湿の環境で増殖します。通気性のよい靴や靴下を選び、職場ではサンダルを履くなど、足が蒸れないようにしましょう。

水虫は白癬菌というカビの一種が原因で起こります。このカビは皮膚の奥にまで侵入するため、見た目には治ったと思っても、湿度や温度の条件が揃えば、再び繰り返すことがあります。普段から足の清潔と乾燥を心がけ、足が蒸れないようにしてください。(医師)
水虫の原因菌である白癬菌は高温多湿の環境を好みます。通気性の悪い靴を1日中履いていたりするのは菌を増殖していることになります。靴下を履く場合も通気性が良く、吸湿性や速乾性に優れた素材を選ぶよう心掛けましょう。会社ではサンダルを履いて過ごすなど、できるだけ通気性のよい環境を整えるようにしましょう。 (看護師)
靴は通気のいいもの、靴下は指のついたものがよいでしょう。足が蒸れたら靴下は履き替えるようにしてください。家では素足でいいですが、水虫は家族にうつすことがありますから、スリッパやバスマットなどの共用は避けてください。(医師)

改善しても再発の可能性あり。根気強い治療を

改善したと思っても油断は禁物です。奥深く入り込んだ白癬菌が死滅するには時間がかかります。できれば病院で適切な治療をしてもらいましょう。

市販の軟膏薬は治りにくいことがあるので、改善が見られないときは皮膚科を受診して、適切な軟膏を処方してもらいましょう。軟膏は広めに塗って、症状が改善しても、止めないことが重要です。症状が出なくなってから菌が死滅するまでには約1か月以上かかります。途中で止めてしまうと、残っている菌が活性化して、再発してしまいます。(看護師)
痒くても掻かないようにしましょう。掻き壊したり、水虫菌の付着した手指で他の場所を掻いて感染を広げることがあります。(看護師)
足を洗う時は殺菌作用のあるものや、薄めたミョウバン液、少量のお酢を入れたお湯で指間を丁寧に洗って、よく乾燥させてください。(医師)
水虫は治療が長期になることもありますから、できれば市販の薬より、皮膚科で適切な治療を受けてください。(医師)

高温多湿を好む菌が引き起こす水虫。通気性のよい靴や靴下を履いたり、職場でサンダルに履き替えるなど、足が蒸れないよう心がけましょう。マットレスなどを介して感染することもあるので共用は避け、できれば病院で治療を受けて根気強く対処しましょう。

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