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2016/06/09

30代の男性。尿に勢いがなく力まないと出ない。考えられる病気は?

30代の男性。尿に勢いがなく力まないと出ない。考えられる病気は?

尿が出にくい・尿の回数が多い・尿をすると痛い・尿が漏れるなどの症状を、排尿障害と言います。排尿障害が起こる原因はいろいろですが、男性の場合は前立腺の病気を疑うことがあります。専門家に詳しく聞いてみました。

30代男性からの相談:「排尿時の勢いがなくなり尿量が減り出にくいことも。病気でしょうか?」

昔は尿を排出する時は勢いよく排出できていたのですが、最近は全然勢いがなくなってしまいました。特に心配しているのが朝起きた時の尿に勢いがないのが気になります。しかもいつも尿の量が少ないように思います。昔はもっと尿の勢いがいつでもあったのに今ではあまり勢いがなく多少力む時もあります。これは何かの病気なのでしょうか。教えてください。(30代・男性)

男性の排尿障害の原因は「前立腺肥大」が多い!

まだ30代ですが、排尿障害の原因として前立腺肥大症の可能性がるかもしれません。また尿の勢いがなく出にくいことと尿の量が少なくなった原因は、それぞれ別個に考えられます。

年齢を重ねると尿道筋などの筋力低下によって、尿の出が悪かったり、勢いがなくなることがあります。前立腺肥大や神経因性膀胱などの疾患によって尿道の通過障害が起きている場合もあります。勢いがないのは起床時の排尿だけでしょうか?前立腺肥大があれば、尿の出が悪くなる以外に、頻尿・残尿感・尿漏れなどの症状も現れます。前立腺肥大症は50代を過ぎると、5人に1人は症状があるほど、羅漢率が急増しています。(医師)
水分摂取はいかがでしょうか。私たちの体は食事や飲水によって1.5~2Lほどの尿を作って体外に排泄していますので、水分の摂取量が少なくなれば必然的に体外に排泄する量も減ります。また加齢変化で少しずつですが私たちの体は衰えていますのであまり気にされなくてもいいと思います。(看護師)

総合的に症状をチェックして専門医の受診を。チェックリストを活用!

前立腺肥大症に関してはチェックリストを用いて自分の症状を分析してみると可能性がはっきりしてくると思いますが、最終的には専門医を受診して正確な診断を受けることが必要です。

排尿状態がおかしいかなと思うのでしたら、早めに病院を受診した方がいいでしょう。また国際前立腺スコアというチェック表がありますから、ネットで検索して自身の状態をチェックしてみてください。スコアの点数が高いと、前立腺肥大である可能性が高くなります。(医師)
排尿時に痛みがあったり、尿の出がすっきりしない、残尿感が続くようでしたら泌尿器科を受診してみてください。体重が極端に短期間で数キロ増える、足がむくむ、息切れがするなどの症状も受診の目安になります。また水分量が少ないようでしたら、水分摂取を心がけてください。(泌尿器科・看護師)

排尿障害には前立腺肥大症が隠れていることがありますが、考えられる他の原因もたくさんあります。気になる症状は放っておかずに、泌尿器科を受診して早めに対策をしましょう。

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