健康

2016/06/08

なぜ?日によって尿の色が違う…

なぜ?日によって尿の色が違う…

健康に不安を抱えているわけではないけど、日によって自分の尿の色が違うことに気がついたという今回の相談者。自覚症状のない病気が潜んでいるのかもしれないと不安に感じているようです。原因は何なのでしょうか。

20代男性からの相談:「尿の色が黄色い・白いことがありますが、大丈夫でしょうか?」

小便をしていてふと自分の尿を見ると、尿が黄色い時と白い時があります。黄色い時は真っ黄色という感じですし、白い時は白いとはっきり分かるような感じです。今のところ特に健康上の問題はないのですが、このように尿の色が日々で違うのは、何か病気の前兆なのでしょうか。また、どうして尿の色が変わってしまうのでしょうか。(20代 男性)

尿の色は様々な要因で変化します

朝起きてトイレに行った時の尿の色は、日中の尿の色よりも濃い気がする…誰にでも経験があることかと思います。飲んだ薬や食べ物によっても尿の色は変化するし、体調によっても多少変わってくるものです。

尿の色は発汗や水分摂取、食べ物、薬物によっても左右されます。水分をあまり摂らなかったり、汗をかいて脱水状態であれば、尿が凝縮されて濃い色になりますが、逆にアルコールや水分をとって尿量が増えると、薄い黄色から透明の尿になります。寝ている間は排尿しませんから、起床時の尿は濃い色になっていると思いますし、ビタミン剤の入った栄養ドリンクを飲めば濃い黄色の尿になるでしょう。(医師)
年齢からも健康上問題ないという健康診断等の結果からも、特に気にすることではないように感じます。尿の色が変化している場合は食事や水分摂取状況によるところだと思います。本来、私たちの尿は淡黄色ですから、真っ黄色だった場合は体の中の水分がいくらか少ないことで濃く見えたのでしょう。反対に白い時は食事に影響された結果だと推測されます。肉をはじめとした動物性のたんぱく質やほうれん草やバナナ、ココアなどを摂ることでシュウ酸が尿と一緒に排泄されるので、そういう場合は尿が白くなって見えることがあります。いずれにしても健康には問題ないので経過を見てください。規則正しい食生活とこれからは暑くなるので水分摂取を心がけてください。 (看護師)

尿の色が常に濃い場合は?

もしも尿が常に濃い色をしていたり、尿に血が混じっている場合は身体に何らかの異変が起きていると考えられます。早急に受診し、詳しい検査をしてもらう必要があります。

色が濃くても体調に問題なく、一時的なものでしたら水分摂取で改善されますが、常に濃い黄色の場合は、肝臓や腎機能に問題があると考えられます。さらに血尿が出る場合は、膀胱炎や尿管結石などを疑います。その時の状態で尿の色は変化しますが、明らかにおかしいと思う時は病院を受診してください。(医師)

日頃から排泄物で健康チェックを

健康診断を受ければ検査項目には必ず尿検査があります。尿を調べれば健康状態に関する様々なことが判明するからです。日々健康に過ごしていると、自分の尿を観察することは少ないと思いますが、排泄物の色や量、状態をチェックすることは私達の健康状態を把握するうえでかなり重要です。健康が気になる人も、そうでない人も、排泄物で毎日手軽に健康チェックをしてみましょう。

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