健康

2016/06/04

60代の男性。前立腺肥大は手術後にも再発しますか?

60代の男性。前立腺肥大は手術後にも再発しますか?

前立腺肥大症で悩む男性は加齢とともに増加し、60代では約6割の方に前立腺の肥大と何らかの症状があり、手術による治療を選択する方も多くなっています。手術後の再発とその予防について専門家にアドバイスをいただきました。

60代の男性からの相談:「数年前に前立腺肥大の手術を受けた。再発の可能性と予防法を知りたい」

3年前に前立腺肥大と尿閉になり手術を受け、排尿の障害が無くなり、若い頃のように勢いよく出るようになりました。しかし担当の先生は「また何年かすると肥大してくる」と話していました。もう尿道にカテーテルを入れるような痛い思いはしたくありません。この病気は再発するのでしょうか?排尿のトラブルを少し感じたら、投薬で治すことはできないのでしょうか?教えて下さい。(60代・男性)

手術後に前立腺肥大症が再発する可能性は高くない

手術を受けた後に再発する確率はゼロではないようです。しかし受けた手術の方法や個々の患者さんの状態には違いがありますから、確率だけで判断できないでしょう。

現在、内服治療は行っていないのでしょうか?前立腺肥大は50代では5人に1人、60代では半数の方に症状がでるほど羅漢率が急増しています。手術を受けるとほとんどの方が改善されます。術後5年間、再発しなければ完治とみなされ、手術法にもよりますが前立腺肥大の再発率は5~10%と言われています。(内科・医師)
現在泌尿器科を定期的に受診されているのでしょうか。受診されているのであれば、主治医によく聞いてみるのが一番だと思います。(泌尿器科・看護師)

手術後の再発予防には主治医との連携が欠かせない!

手術の後も完治するまでは、定期的な受診が大切です。日常的に心掛けるべきこともありますが、再発の予防と早期発見の一番の方法は主治医とよく相談しながら経過を観察していくことです。

前立腺肥大は、内服治療で経過をみることが可能なケースもあります。これは前立腺の肥大した程度によっても違ってきますし、ホルモンの値や各種検査の結果によっては再度経尿道的に前立腺切除術が必要になってきます。主治医は専門的な内容も把握しているので、疑問は主治医に直接聞いてみましょう。(泌尿器科・看護師)
前立腺肥大の術後は、定期的に病院を受診することをお勧めします。再発予防のため、ホルモン剤などを投与することもありますが、内服でどこまで症状を改善できるか分かりません。またアルコールや香辛料などの刺激物は控え、1日に1500~2000mlを目安に水分摂取してください。自転車やバイクは避け、適度な運動を行ってください。そして気になることは主治医に相談してください。(内科・医師)

前立腺肥大症の手術は苦痛を伴うため、二度と同じ思いをしたくないというお気持ちはお察しします。再発の可能性と予防方法は患者さん個々によって異なりますから、ぜひ定期的に主治医のもとを受診してよく相談なさってください。

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