健康

2016/06/03

え、コレも原因だったの? 痛風になりやすい食べ物って?

え、コレも原因だったの? 痛風になりやすい食べ物って?

痛風になりやすい食べ物としてビールや魚卵など有名なものがありますが、他にも痛風になりやすい食べ物はあるのでしょうか。都度調べたりしなくても、痛風になりやすい食材と痛風になりにくい食材を見分ける方法はあるのでしょうか。

20代男性からの相談:「痛風になりやすい食べ物を判断する方法はありますか。」

ビールや魚卵などがなりやすいことは知っていますが、痛風になりやすい食べ物が何なのかよく解りません。いちいち調べたりするのも大変ですし、面倒でもあります。どんな食材が痛風になりやすいかを、把握する方法があったら教えていただきたいです。(20代・男性)

プリン体が多いのは動物性・高カロリーの食品

プリン体が多く含まれる食品は、痛風になりやすい食品といえるようです。動物性で高カロリーなものにプリン体が多く含まれていますが、一部の野菜や大豆にも含まれていますので過剰摂取に注意しましょう。

血清尿酸値が7.0mg/dlを超えた場合、高尿酸血症になり、この尿酸値が高くなると急性関節炎いわゆる「痛風」に発展するリスクが高まります。一般的に知られている痛風の主な原因はプリン体です。プリン体は体内で尿酸に変わります。プリン体摂取量が多いと体内で尿酸に変わっても排泄されず血液中に蓄積されてしまいます。これが尿酸値を上げる原因です。そして、プリン体を多く含むのは「動物性食品」「高エネルギー食品」ということになりますので、肉類(特にレバーなどの内臓類)やカロリー、塩分が高そうな食事・食材は控え、キャベツ海藻類ください。(看護師)
肉類でいえば鶏レバー、豚レバー、牛レバー、豚バラ肉にプリン体含有量が高いとされています。魚類でもカツオ、エビ、スルメイカ、カキ、メンタイコなどに多く含まれています。野菜にも含まれていて干しシイタケやホウレンソウ、納豆にも含まれています。しかし、これらはどれも重要なエネルギー源・栄養源でもあるため全くプリン体を摂取しない事は難しいと言えます。大切なのは暴飲暴食をしないでプリン体を過剰摂取しないことです。(看護師)

バランスと多角的な取り組みが大切

人体にはさまざまな栄養素が必要であるため、良いもの悪いものと単純に分けてバランスを欠くとかえって健康を損ないかねません。また、運動や喫煙などの生活習慣も痛風と関係しているため、食品だけでなくさまざまな角度から予防に取り組む必要があります。

ビール、日本酒などのアルコールは「百薬の長」と古来から言われているように、お酒は体にとって良い側面も兼ね備えています。痛風の原因になる食材の一例として、醤油、納豆といった大豆食品が挙げられますが、ホルモンバランスを整えてくれたり、腸内環境を整えて便通をよくしたり、皮膚のターンオーバーを改善してくれる食品でもあります。肉、魚、野菜に至るまでプリン体は多くの食材に含有されいますので、大切なのは一日三回バランスの摂れた食生活を心がけることが病気の予防につながります。又、日頃から水、お茶などの水分を摂取するように心がけ、身体から尿酸を排泄しましょう。(看護師)
疲れやストレスを溜めないようにして、睡眠・休息を十分にとりましょう。また、痛風になる人の傾向として肥満している人がなりやすいです。適度に運動をする習慣をつけ標準の体重を心がけましょう。加えて、喫煙をしないことも大切です。色々なことが関連して病気を引き起こすので、痛風をはじめとした病気にならない為にはこれらのことを心掛けてください。(看護師)

痛風の原因となるプリン体は、主に動物性・高カロリーの食品に含まれるようです。プリン体を含むとされる食品にも健康に有益な側面があるため、安易に良い悪いと分類するよりも、過剰摂取を避けバランスの取れた食生活を心がけるほうが良いでしょう。また運動や喫煙、ストレスなどの生活習慣にも注意することが大切です。

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