健康

2016/06/03

幼少期からの軟便体質…下痢に打ち勝つ改善・対策法は?

幼少期からの軟便体質…下痢に打ち勝つ改善・対策法は?

体質的に下痢をしやすい人はいますが、あまりにも頻繁だと外出先などでは困ってしまいます。しょっちゅう下痢が起こるのはなぜか、幼少期から続く軟便体質は、大人になってからでも改善できるのでしょうか。

30代男性からの相談:「1日に何度も起こる激しい下痢。よい対策は?」

幼少期からずっと軟便で、便意を催してから限界まで10分程度しか持たず、特に調子が悪いと数分で激しい腹痛に襲われ真っ直ぐ立っていられない状態になります。整腸剤を服用しても回数は減ったが軟便は治らず、調子が悪い時は激しい下痢と腹痛が1日に数回襲ってきます。幼少期からの体質なので正直諦めていますが、改善法はあるのでしょうか。(30代・男性)

今回の相談者さんは幼少期から軟便に悩んでいるようですね。社会人で軟便持ちですと、長時間の打ち合わせや会議などがあると不安で不安で、その不安が下痢を呼ぶなんてこともあるやもしれません。下痢以外にも昔からの便秘持ちなど大腸に問題を抱える人は少なくないと思いますが、長年付き合ってきた軟便、下痢を改善できるよい対処法はあるのでしょうか? 専門の方に聞いてみたいと思います。

慢性の下痢は過敏性腸症候群の可能性も

下痢には急性のものと慢性のものがあり、慢性の下痢はストレスなどが原因で起こる過敏性腸症候群の可能性もあるようです。また整腸剤は下痢止めというわけではなく、場合によっては反対に下痢を悪化させることもあると、医師や看護師さんは説明しています。

健康な腸は栄養や水分を吸収して不要なものを便として排出しますが、何らかの原因で腸の働きに障害があれば、吸収力が低下し下痢や軟便になることがあります。急性の下痢の原因には感染による胃腸炎があり、慢性的な下痢ではストレスなどによる過敏性腸症候群が考えられます。(医師)
ストレスも軟便の原因になるので、なるべくストレスを溜めないようにします。また整腸剤は腸内細菌のバランスを整える薬で下痢止めとは違う作用があります。悪玉菌が多いと下痢などの原因になるので、乳酸菌が生きて腸まで届く整腸剤を選びましょう。(看護師)
疲れたら無理せず、運動や好きな趣味などで気分転換してストレスをためないようにしましょう。整腸剤は体質によっては腸の動きがよくなり、逆に下痢になる場合があります。小さい頃から軟便でしたら元々腸の動きが早いのかもしれませんが、腸の疾患がある場合もあるので、気になるようなら病院を受診してください。(医師)

腸にやさしい食生活を

冷たいものやアルコールなどの刺激物は控えましょう。また糖分と脂肪分の摂りすぎも下痢の原因となるため注意が必要です。

なるべくお腹を冷やさないようにして暴飲暴食は避け、アルコールやカフェイン、冷たいもの、脂肪分を多く含むものや刺激物は控えるようにしましょう。良質のたんぱく質を中心に、ゆっくりよく噛んで食べるようにしてください。(医師)
軟便体質とのことですが、まず軟便の原因になるような生活を送っていないか確認してみましょう。暴飲暴食や身体を冷やすような冷たい飲み物ばかり飲んでいないか、アルコールやカフェインの摂りすぎ、また乳製品や牛乳などで起こる糖類不耐性はないか確認してください。(看護師)
脂肪分や糖分の多い食事を摂取すると軟便を起こしやすくなるため、日頃の食習慣を見直してみましょう。何をどのくらい食べているか、毎日の食事内容を紙に書き出して、その中で軟便の原因になっていそうなものを排除していきます。(看護師)

幼少期から下痢をしやすいとのことですが、体質の他にもストレスや食生活が影響している可能性もあるようです。アドバイスいただいた対処法を参考にして、それでも改善しないようなら一度病院の受診を検討してみるのもよいでしょう。

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