大腸がんは遺伝する可能性が高い癌なのか?

  • 作成日:2016.06.02
  • 更新日:2016.05.26
健康

癌には様々な種類がありますが、その中でも遺伝的要素が強いものとそうでないものがあるようです。大腸がんは遺伝するというのは本当なのか、また大腸がんを予防するにはどのようなことに注意すればよいのでしょうか。

40代男性からの相談:「父親が大腸がん経験者だと、自分も注意が必要?」

父が大腸癌の治療経験があります。私も数年前に総合がん検診で大腸の再検査診断を受けたのですが、当時は忙しかったのと、幾分恐怖心もあり再検査は受けずじまいのままです。しかし親族に大腸がんの経験者がいることと、再検査の診断を受けどの程度の危険信号なのか気になっており、大腸がんの遺伝の可能性について知りたいです。(40代・男性)

大腸がんは遺伝的要素が強い

癌には遺伝性のものや生活環境が原因となりますが、癌の中でも大腸がんは遺伝的要素が強いようだと、医師や看護師さんは説明しています。

癌には遺伝的要素、環境的要素が関与しているといわれています。親族に癌の方がいれば癌になりやすい体質を遺伝していることや、同じような食生活・環境で生活していることから癌になりやすいともいわれています。特に癌の中でも大腸がんは遺伝的要素が強く、大腸がん全体の5~10%は遺伝性大腸がんだといわれています。(医師)
癌には遺伝しやすいタイプのものと、遺伝しにくい癌があります。遺伝しやすい癌として大腸がんやポリープなどがあり、大腸にできたポリープを放置すれば大腸がんにかかる確率が高くなります。特に両親のどちらかに大腸がん経験者がいれば50%の確率で子どもに遺伝するといわれ、家族性大腸腺腫症や遺伝性非ポリポーシス性大腸がんは遺伝率が高くなります。(看護師)

早期発見で治癒の可能性が高い

大腸がんは早期発見できれば治癒する可能性が高いため、定期検診は必ず受けるようにしましょう。日常生活では喫煙やアルコールは控え、肥満も大腸がんを引き起こす原因となるので注意が必要だと、アドバイスいただきました。

早期発見するためには、定期的に検査を受けるしかありません。血便や下血、便が細くなった、便秘と下痢を繰り返す、貧血や体重減少などの症状があれば要注意ですし、再検査といわれたのなら早めに受診した方がよいでしょう。大腸がんは早期に発見され治療を受ければ、治癒する可能性が高くなります。(医師)
肥満体型だったり、喫煙や飲酒や加工食品などの摂取は大腸がんを誘発する恐れがあるので、なるべく摂取しないように心がけましょう。また大腸がんの初期症状は症状が乏しいため、初期に発見するためには定期検診を受けることが大切です。血便などの自覚症状が出た時点では癌も少し進んだ状態になっています。大腸がんは早期に発見することで治療可能な癌なので、再検査は受けましょう。(看護師)

癌の中でも大腸がんは遺伝する可能性が高く、特に両親のどちらかが大腸がんを患った経験がある場合は注意が必要です。再検査の診断も出ていることですし、なるべく早めに病院を受診してください。

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