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2016/05/30

尿意のタイミングがバラバラ…原因と対策を知りたい

尿意のタイミングがバラバラ…原因と対策を知りたい

若くして病気になってしまい、それからは健康に留意する生活を心掛けるようになったという今回の相談者。しかし、トイレに行きたくなる間隔が一定でなく、生活に不便を感じています。この原因は何なのでしょうか。また尿意のサイクルを整える方法はあるのでしょうか。

30代男性からの相談:「尿意を催すタイミングについて」

20代の頃に痛風と尿管結石を患いました。原因は食生活と水分不足によるものと診断されてからは、水分をしっかりとるように意識しています。困ったのは尿意を催すタイミングです。水分を常に取るように心がけていますが、適度に飲んでいるにも関わらずあまり尿意が来ないと思いきや、突然15分間隔で何度も尿意を催す事が多くあります。仕事上1時間に一度くらいはトイレへ行くタイミングはありますが、15分間隔でトイレには行けません。何か原因があるのでしょうか?(30代 男性)

頻尿の原因は様々。回数によっては受診を

専門家は病気や内臓の働きの低下や、精神的なストレスなど、考えられる頻尿の要因を数多く示しています。そのうえで頻尿の基準を日中10回以上、夜間2回以上の排尿とし、早急に受診することをすすめています。

糖尿病などの内分泌疾患や水分の多量飲水、普段内服している薬に利尿作用があると尿道や膀胱に異常がなくても尿意が近くなります。また前立腺炎や膀胱炎などの感染症がある時も頻尿になります。中高年代になると膀胱や腎臓の働きも低下するため膀胱の容量が減り尿を溜めておくことができなくなったり、骨盤底筋が緩むなど、病気でなくても頻回に尿意を催すことがあります。その他に心因性の頻尿など精神的なストレスから尿の回数が多くなることがあります。(看護師)
一般的に膀胱に150~300mlの尿が溜まると尿意を感じます。尿が溜まっていないのに尿意を感じたり、頻尿になる場合は、膀胱炎や過活動性膀胱、前立腺肥大などを疑います。水分摂取量にもよりますが、1日に10回以上、または夜間に2回以上の排尿が続くようでしたら、病院を受診した方がいいでしょう。(医師)

相談者の場合、突然強い尿意を催すことがあることから「過活動性膀胱」の可能性もあります。過活動性膀胱は医師の指導や投薬で症状を抑えることができるそうです。

突然尿意を催す症状に過活動性膀胱があります。膀胱の知覚が敏感になり少しの刺激や尿が少量しか溜まっていないのに急に膀胱が収縮するために尿意を催し頻尿になります。過敏になっている膀胱平滑筋をリラックスさせることで改善することがあります。40歳代を過ぎてからは前立腺肥大症や前立腺癌などの病気が原因で頻尿になることがありますので注意しましょう。(看護師)

病気の再発に注意しつつ、定期的な排尿を

「行きたくなくても行ってみたらちゃんと出た」というパターンもあります。排尿のタイミングを身体に習慣づけるのも大事なことかもしれませんね。また、既にこまめな水分摂取は心掛けている相談者ですが、病気再発を防止するために食事内容に気をつけたり適度な運動を行うことも大切だと専門家は言っています。

尿意がなくても時間を見計らって、3時間くらいに1度はトイレに行くようにしてください。また、尿管結石は再発率が高い疾患ですから、水分摂取以外に、動物性タンパク質を控えた野菜中心の食事を心がけ、適度な運動を行うようにしてください。アルコールや炭酸飲料、シュウ酸を含むもの(コーヒー、烏龍茶、紅茶など)は控えてください。(医師)

頻尿の原因は多岐にわたりますが重篤な病気が潜んでいる場合も考えられますので、改善しない場合は専門医を受診する必要があるでしょう。尿意のサイクルを整えることは身体の調子を整えることにもなるはずです。ぜひ改善に繋がる方法を試してみてくださいね。

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