多汗症

2016/05/29

緊張するとひどい手汗が…どうしたらいい?

緊張するとひどい手汗が…どうしたらいい?

緊張すると汗をかくことがありますが、今回の相談者は大量の手汗に悩まされています。皮膚科でも内科でも検査を受けたものの、異常は見られなかったといいます。原因はいったい何なのでしょうか。どうすれば改善できるのでしょうか。

40代男性からの相談:「緊張時にかく大量の手汗について」

小さい時から手の平にたくさん汗をかきます。特に緊張すると汗びっしょりで、異性と握手することも出来ません。手に汗をかいた時に拭くためのハンドタオルは手放せません。皮膚科に行きましたが、採血検査でも異常はなく原因不明です。ハンドクリームを塗布していますが、改善されません。内科的なことが原因かと内科受診しましたが、やはり異常なしでした。良い解決方法はないでしょうか。(40代・男性)

部分的な多汗症は心因性のことも。ストレス発散を心がけて

手だけなど部分的に汗をかく場合、ストレスなどの精神的なことが原因となることがあります。緊張や不安の解消を心掛けましょう。

手や足など部分的な発汗が多い場合、限局性の多汗症と考えられます。心因的なことが原因のことが多く、緊張したり不安になったり、ストレスを感じるときに大量の汗をかきます。汗を気にすると余計に発汗しますから、緊張する場面では深呼吸して気持ちを落ち着かせてください。気分転換したり、少しでもリラックス出来る時間を作ってください。(医師)
手や足は汗をかきやすい部位でもあり、運動をしたり緊張すると汗をかきます。手に汗をかく原因として緊張や不安、ストレスや食生活、肥満などが関係していることがあります。そのほか自律神経失調症や糖尿病、甲状腺機能亢進症などでも汗をかきやすくなります。また手掌多汗症の症状としての、ストレスや緊張から汗をかく、幼少の頃から汗をかく、就寝時は汗をかかないなどの症状が見られます。(看護師)

生活習慣の見直しも効果的。手術でも発汗は抑えられる

規則正しい生活で体内バランスを整えることも大切です。発汗を抑える手術できるようです。

限局性多汗症の治療は、食事療法、漢方薬での内服治療、ボトックスによって発汗を抑える治療、塩化アルミニウムが配合された軟膏での治療、精神的な要因が強ければ、心療内科でのカウンセリングも受けられます。(医師)
辛い物や熱い物など刺激となる食べ物を避けたり、適度な運動でストレスを解消したり、規則正しい生活で、生活習慣や体内のバランスを整えることも重要です。(看護師)
内科的な異常が見られないときは、皮膚科を受診して制汗剤を処方してもらったり、薬物療法で症状を緩和することもできます。また手術療法などで汗に関係する神経を遮断する方法もあるので、相談するとよいでしょう。(看護師)
発汗に関与する交感神経を切断する手術もあります。気になるようでしたら、皮膚科や大きな病院にある麻酔科で相談してみてください。手術の場合、一般的に日帰りか、短期入院で手術が受けられます。(医師)

緊張や不安の解消が、手汗の改善に結びつくこともあるようです。規則正しい生活や食生活の見直しも心掛けましょう。発汗を抑える手術もありますので、気になる場合は病院で相談しましょう。

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