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2016/05/29

困っています…頻尿や尿漏れは病気が原因ですか

困っています…頻尿や尿漏れは病気が原因ですか

年齢を重ねるにつれて健康上の悩みは増えていくものです。ある程度は仕方ないことかもしれませんが、生活に支障を来すような事態は何とかして避けたいですよね。60代の相談者は就寝中の頻尿や、時々起こる尿漏れに悩まされています。効果的な改善方法はあるのでしょうか。

60代男性からの相談:「排尿が近いため難儀しています。病気なのでしょうか」

年齢を重ねるにつれて排尿が近くなってきています。特に困るのは就眠中2時間おきぐらいに起きては排尿している状況です。5年前ぐらいまでは、お酒を多量に飲んでいましたがあまり排尿については気になりませんでした。お酒は膵臓炎を患ってから医者から禁酒を言い渡されており、いまだに守っています。又、水槽の掃除をしているときなどに、なぜか尿意を感じ慌ててトイレに駆け込むのですが間に合わず多少漏らしてまったりして下着を汚してしています。このような症状は何らかの病気なのでしょうか?もしそうだとしたら、対策はあるのでしょうか。教えてください。(60代 男性)

頻尿の基準とその原因を正しく知ろう

日中10回以上、夜間2回以上排尿がある状態を頻尿と言います。頻尿の原因は水分の摂り過ぎでなければ過活動膀胱や前立腺の病気、肝機能や膀胱機能の低下などが考えられるとのことです。原因が多岐にわたるので自分で判断することは難しそうです。

頻尿や尿漏れの症状には、膀胱炎、過活動性膀胱、前立腺肥大などがあります。1日に10回以上、または夜間に2回以上の排尿があれば、頻尿と判断されます。排尿量はその時の水分摂取によっても左右されますが、明らかな原因がないにも関わらず頻尿でしたら、やはり病院を受診した方がいいでしょう。(医師)
夜間に何度もトイレに行きたくなる症状は夜間頻尿です。寝る前に水分を多く摂りすぎたり、糖尿病や腎不全など利尿作用のある薬を内服している場合も頻尿になります。年齢が高くなるに伴い、腎機能や膀胱機能なども低下するため夜間頻尿になります。膀胱機能が低下すると尿を十分量溜められなくなったり、骨盤底筋が緩んで我慢できなくなることがあります。(看護師)

尿漏れもまた前立腺の病気や過活動性膀胱のせいで起きている可能性があると、専門家は指摘します。

尿を我慢できず漏らしてしまう症状を切迫尿失禁と言いますが、前立腺肥大症が原因で起こることがあります。頻尿が関係する原因には過活動性膀胱や慢性前立腺炎、前立腺肥大症があり、過活動性膀胱と前立腺肥大症の両方を併発していることもあります。また膀胱がんや前立腺癌なども頻尿になる病気です。(看護師)

自分で改善、対処できる方法も

膀胱や尿道を支える骨盤底筋群を鍛える体操や薬によって頻尿を抑えることも可能ですが、医師の指導や処方に従って開始するべきでしょう。身体を冷やさない、尿とりパッドを使用するなどの対処も心掛けましょう。

骨盤底筋群を鍛える体操や、ストレッチで改善することはできますが、改善が見られないときは無理せず、泌尿器科を受診して内服薬を処方してもらうなど適切な処置を行いましょう。(看護師)
人間の心理的な反応で、水の流れる音を聞くと、尿意を感じることがあります。自然現象とも言えますが、頻回に起こるようでしたら、膀胱などの疾患も考慮しなければなりません。水仕事をする時は、肌着を追加するなど、なるべく下半身が冷えないようにしてください。排尿後はペニスを絞って、しっかり尿を出し切ってください。下着を汚すようでしたら、男性用の尿とりパットがありますから利用してみてください。(医師)

排泄関係の悩みは人には相談しにくく、受診も躊躇してしまうのかもしれません。しかし、積極的に症状に立ち向かえば改善が期待できますし、潜んでいる病気の早期発見にも繋がる可能性があるのです。ご自身の頻尿の原因を突き止め、しっかり対処するためにまずは専門医に相談してみましょう。

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